映画「ゴジラ」を観てきました。
いわゆるレジェンダリー・ゴジラの2作目、ハリウッド版「がっずぃーら」です。
昨今は、ゴジラが人類の味方として描かれるのはこのレジェンダリー・ゴジラしかなくなってしまった感があります。
そんな中、ゴジラの最強のライバルである「キング・ギドラ」が登場してきたのは必然だったのでしょう。
ほかにも、モスラ、ラドンも登場するという怪獣オールスター映画となっていました。
レジェンダリー・ゴジラの1作目の反省からなのか、今回は伊福部昭さんの「ゴジラのテーマ」や古関裕而さんの「モスラの歌」が効果的に使われていて、私のようなオールドファンも気分が盛り上がりました。
1954年のゴジラ1作目に登場した対ゴジラ兵器であるオキシジェンデストロイヤーがいきなり登場したのにはびっくりしましたが、威力がそれほどでもなかったことに安堵したり。
芹澤博士の献身的な行為やバーニング・ゴジラへの昇華など、日本の旧作のゴジラ映画のオマージュが随所に散りばめられていて、楽しめました。
パシフィック・リムを製作したレジェンダリー・ピクチャーズのことですから、いずれメカゴジラも登場させるかも知れませんね。
(個人的には、どうせならキングシーサーやヘドラの登場を期待したいです。笑)
そう言えば、今年はゴジラ生誕65周年になります。
そういう意味でも、日本のゴジラ・ファンを納得させる娯楽映画に仕上がっていました。