「歩け、歩け、続けることの大切さ」
この言葉は伊能忠敬の名言として有名ですね。
どの時代においても、言わずもがなの感がある言葉です。
一歩一歩の歩幅は小さいけれども、それを続けることで大きな成果を得ることができる。
「千里の道も一歩から」や「大海の水も一滴から」など、同じような言葉は古今東西に溢れるほどあります。
「継続は力なり」は、直接的な表現ですね。
言葉を変えて何度繰り返しても足りないぐらい、続けることがどんなに難しいかは周知の通りです。
しかも、伊能忠敬が測量の志を立てて歩き始めたのが55歳の時。
17年間をかけて72歳になるまでに約4万キロを歩いたのだそうです。
人生50年と言われた時代にです。
続けることの大切さもそうですが、伊能忠敬は新しいことを始めるのに年齢は関係ないということも教えてくれています。
新しいことに挑戦すること。そして、それを続けること。
以前に、ある人から、挑戦する心は「熱意」。それを燃やし続けるのが「情熱」だと教えてもらったことがあります。
いくつになっても、一歩前に出る勇気を持ちたいものですね。