子どもの頃はそうでもなかったけれど(むしろ避けていたぐらいで)大人になってから好んで食べるようになったもの。
つい考えてしまった人には悪いのですが、なぞなぞではありません(笑)。素直にそのままの話です。
私にとって、それは「紅しょうが」。
沖縄そばを食べる時には、スープが紅く染まろうがお構いなしに山盛りにしますし、野菜そばではむしろ具の野菜よりも多いぐらいに入れます。
味覚が変わったのか、かと言って濃い味を好むようになったのかというと、そうでもなくて、代わりに七味やこーれぐーすは入れなくなっています。
最近ふと気づいたのですが、沖縄そばを食べに行くときは、もちろん沖縄そばを楽しみにしているのですが、それと同じかそれ以上に紅しょうがを楽しみにしているのです。
極論を言えば、紅しょうがを食べに行くつもりの勢いです。
おそらく「紅しょうがグルメ」なるお方が、沖縄のどこかにいらして、強いこだわりで「あそこの紅しょうがが美味である」などと宣言していると思うのですが、残念ながら私はまだその域には達していません。
どこのどの紅しょうがも美味しいのです。
これは「わさび」に通じるものがあります。私にとっての双璧です。