8年前の今日の日のことが、はっきりと思い起こされます。
私の家族にとっては、長女の中学の卒業式の日でした。
家族でお祝いを兼ねた昼の外食が済んで、車に乗り込み家路につこうかという時に、末の娘から電話がありました。
「テレビで大変なことになっている!」
車のテレビモニターをつけると、信じられない映像と情報が映し出されていました。
今思えばその映像はテレビカメラが設置された範囲の一部の光景でしかなく、その日から徐々に明らかにされてきた被害状況に、沖縄にいても常に胸を痛めることになりました。
8年経ちましたが、決して元にもどらない現実が、やはり胸を痛めます。
毎年「私に何ができるか」を自問しながら、今日の日に向かい合いたいと思っています。