このブログで何度も繰り返していますが、「その場その瞬間でジャッジしない」ということが私の目標です。
第一印象で判断しない。
うわべで評価しない。
先入観や偏見で決めつけない。
それができれば、怒らないことにつながりますし、気持ちがやすらかですし、ニュートラルな姿勢で立つことができます。
早とちりではしゃいだりしませんし、必要以上に悲しんで落ち込まずにすみます。
「目標」と言っているように、なかなかその境地に達しないのが現実なのですが、それでも「ジャッジしなかったこと」で救われたことが何度もあります。
最近、ふと思いました。
これって宮澤賢治の「雨ニモマケズ」みたいじゃないかな?
細かいところは全部違いますが、その根底には同じようなものが流れているような気がします。
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雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラッテヰル
一日ニ玄米四合ト
味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ
野原ノ松ノ林ノ蔭ノ
小サナ萓ブキノ小屋ニヰテ
東ニ病気ノコドモアレバ
行ッテ看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ
行ッテソノ稲ノ朿ヲ負ヒ
南ニ死ニサウナ人アレバ
行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ
北ニケンクヮヤソショウガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイヒ
ヒドリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニ
ワタシハナリタイ