今日は沖縄県立博物館・美術館で開催されている「追悼水木しげるゲゲゲの人生展」を観に行ってきました。
水木しげる先生の人生を生い立ちからたどっていく展示会でした。
「ゲゲゲの女房」で多くが紹介され、そのため、人生イベントがよく知られている漫画家ですが、展示会で改めてひとつひとつのエピソードをたどっていくと、水木先生ほど自分の口や筆で自分を語ってきた漫画家はいないのじゃないかと思いました。
自分の「へそのお」を「国宝」というメモ書きを添えて保管していたという茶目っ気には思わず笑みがこぼれました。
遅咲きの漫画家の典型ですが、「福の神」である「ゲゲゲの鬼太郎」が誕生するまでが長かったこと!
見ているこちら側がほっとするほどでした
それほど、それまでの人生が「貧乏神」に取り憑かれたような人生でした。
「ゲゲゲの鬼太郎」は福の神であると同時に「妖怪いそがし」でもあったと表現しています。
妖怪探求家として全世界を旅行していた当時の水木しげる先生の写真は、本当に嬉しそうで楽しそうでした。
水木しげる先生を見習って、精一杯のん気に生きていけたらと思います。
おすすめの展示会です。