家族から「三色だんご」について教えてもらいました。
「三色だんごの三色って、どんな色があったか覚えてる?」
「え~と。ピンクと白と…、あとなんだっけ?」
「緑。」
先の方から、ピンク、白、緑の順番です。
「それで、それぞれの色に意味があるんだけど。」
「へえ。」
「色で季節を表しているのよ。ピンクは春。」
「桜のイメージの色かな。」
「白は…」
「白は雪を表すから冬だね。じゃあ、緑は生い茂っている葉の色で夏だね。」
「そうそう。季節を表しているんだけど、ひとつ足りないと思わない?」
「秋?」
「そう、秋がないのよ。だから、「秋ない(飽きない)」ようにって。」
「へえ、知らなかった!」
ひとつひとつの色に意味があるっていうのも面白いのですが、意味の中にも隠し味があるというのも面白いですね。