昨日から出張で大阪です。
前回から「出張(あるいは旅)ラン」を楽しみにしています。
今朝は午前6時過ぎに起床。昨夜、キャビンアテンダントが機内で「寒の戻り」という表現を使っていましたが、その通りの、いやその想像以上の気温でした。
沖縄ではこの時期(真冬でもなかなか)経験のない3℃。
昨日の沖縄は20℃を軽く超えていましたから、温度差は20℃近くあったかも知れません。
前回の出張ランは2月上旬。当然ですが、今回は外に出ると空はだいぶ明るくなっていました。
少し走って調子の悪さを自覚しました。
「あれ?全然楽しくない。引き返そうかな。」
そう思ってもなかなか決心がつかず、回れ右しないままに足を前に運んでいたのですが、しばらくして体が温まってきて汗が出始めてからは、いつもの調子に戻りました。
念のために長袖のシャツにロングのタイツ、手袋もして、私なりの「防寒装備」をしていたつもりだったのですが、気温が低かった影響だったのですね。
それからは気持ちよく走っていました。
ランニング・コースはあらかじめネットのマップを開いて下準備しています。
ホテルから出て、北にまっすぐ向かい、淀川を渡るコースです。
向こう岸まで行って、通ってきた道をまっすぐに戻るコースを想定していました。
思えば、2月は最初の分岐点を間違ってしまい、川にはたどり着いたものの渡ることができず、さらには帰路では完全な迷子になり、コンビニのバイトのお兄さんに道を尋ねて何とかホテルに帰れたという、なんとも慌ただしいランニングでした。
GPSで描いたクネクネのコースが、その様子を物語っています。
それで今回は作戦を立てました。
その作戦とはこうです。
「前回、左折したのが間違いだったのだから、要は曲がらずに真っ直ぐに進むこと。」
単純なことです。
真っ直ぐに進むと決めたら、コースを考えずに川にぶつかるまで進めばいいのですから、こんな簡単で確実な作戦はありません。
その作戦を胸に、今朝のジョギングに臨んだわけです。
実際に走ってみて、少し川にたどり着くのが遅いな、こんなに遠かったっけ?と一瞬頭をよぎったのですが、妙な自信に満ちあふれていました。
やっと川にぶち当たったのですが、なんだか想像していたよりもずっと小さい川で、それでも川を渡ると川沿いにランニング(or サイクリング)の舗装路が整備されていたのを発見すると、テンションがあがり、あまり細かいことは敢えて気にしないようにしました。
この辺りでは市民ランナーの皆さんとすれ違ったり、散歩している方を追い抜きながら「おはようございます」と挨拶をしたり、朝のさわやかな時間を楽しんでいました。
8Kmまではそこにいて、そのあと帰路に着きました。
ホテルの部屋に到着すると、早速スマホで今日のコースの確認をしてみました。
「あれ?あの川、淀川じゃなかったんだ…。」
調べてみると、私が渡ったのは淀川の支流の「大川」だったようです。
「結局、今日も迷ってたんだね…。」
楽しかったから結果的には良かったのですが、私はなかなか淀川を渡れないみたいです。
次の出張の目標ができました(笑)。