私は、趣味でも何でも本から入る方です。
興味が湧いてくると、収集癖の虫が騒いで、そのカテゴリーの本を漁りまくります。
以前にダッチオーヴンにハマっていた時も(今でも実は自分のことをダッチャーだと思っているのですが)ダッチオーヴンに関する書籍を、できるだけ入手して全てに目を通していました。
クロースアップ・マジックもそうです。
マジックの世界はアマチュア研究家ほどコアであることを知りましたし、歴史をたどるだけでも知的好奇心が刺激されていました。
マジックは現象もそうですが、背景を知るともっと楽しめます。
中学時代には、ムツゴロウさんこと畑正憲さんが大好きで尊敬していましたので、文藝春秋社が出版した全集をそろえていました。
もっと前は…「そう言えば」と思い起こせば、その原点は江戸川乱歩の少年探偵シリーズに遡れるかも知れません。
今年の春には、マインドフルネス瞑想、つまりヴィパッサナー瞑想に凝って、たくさんの書籍を漁りました。
奥が深すぎて通読するにはもったいなさがあって、吟味しながら読んでいるので遅々として進みませんが、この世界も知ると知らないとでは大きな違いがあるものと感じています。
本から入ると良いのは、その世界の全体像が俯瞰できることです。
俯瞰と言ってしまうのはおこがましいですね。
少なくとも初心者が見る世界(実は入り口しか見ていない)と熟達者達が到達している世界の違いは知ることができます。
私にとって本は、具体的にも人生を助けてくれるものです。
読書の秋ですね。
この秋にも、たくさんの本にめぐりあいたいです。