忌野清志郎さんの、この曲に何度励まされたか知れません。
「家に帰って寝るだけ」というぐらいの歌詞は、まさしく「今、ここ」の境地なのだろうと思います。
あるいは「ついてない」と言いながら、自虐的に自分を笑う様子には、昭和チックなカッコよさがあります。
都合よく助けてくれるヒーローは来ないし、泣いたって何も変わっていないことに気づきます。
いい事ばかりではない。むしろ悪いことが続くのが世の常。
いろんなことがあるようだけど、いつもと同じように、それでも夜になったら寝床に向かう。
みんな、寂しいんだなって思います。そして忌野清志郎さんの愛情があふれ出ているのを感じます。