あるメールマガジンに、面白いお話が載っていました。
「重言」のことです。
冗談半分で「頭痛が痛い」とか「夢を夢見る」などと言ったりしたことがありますが、日本語で同じ意味の語を重ねて表現することを「重言」と言います。
詳しくはウィキペディアをどうぞ → 「重言」
そのウィキペディアからの受け売りですが、へえと思うものが結構あります。
例えば…
日本語と外来語の重複の項。
排気ガス:確かに「気」と「ガス」は同じ意味ですね。
チゲ鍋:チゲというのは鍋という意味。したがって「鍋鍋」!
シェリー酒:シェリー(sherry)だけで酒の意味がある。
ラム酒:同じくラム(rum)だけで酒の意味。どれだけたくさんのお酒でしょうか。
クーポン券:クーポン(フランス語)に券の意味があるそうです。
外来語と外来語の重複
サルサソース:サルサ(スペイン語)でソースの意味。「ソースソース」!
マグカップ:マグ(mug)はカップの意味。
フラダンス:フラはダンスという意味。
そして、極めつけは固有名詞
サハラ砂漠:サハラはアラビア語で砂漠という意味。「砂漠砂漠」…どこまでもどこまでも砂漠?
ゴビ砂漠:これもゴビはモンゴル語で砂漠の意味。
知らないで遣っていた言葉が多いので、少なからず衝撃を受けてしまいました。