沖縄県の第14週のインフルエンザ流行状況が発表されました。
まず最近の特徴として、B型が多くなってきていることがあげられます。
外来診療の現場でも、インフルエンザはA型がほとんどみられなくなった代わりに、小学生低学年から中学生を中心にB型がみられるようになっています。
統計でもだいたいそのような傾向になっているようです。
入学式や始業式をインフルエンザのために参加できなかった人もいて、「きっと『こんなこともあった』って笑い話になるよ」と言って励ましています。
沖縄県全体の定点報告数をみると、注意報を終息するレベルである10人をもう少しで下回りそうなのですが、その減少の仕方がもどかしいぐらいにゆっくりに下降しています。
少し良いこともあります。
保健所別で八重山保健所管内の報告数が減少し、警報発令しているのは那覇と南部保健所管内だけになったことです。
くりかえしになりますが、手洗いと咳エチケットは徹底してご協力をお願いします。