取り越し苦労というのは、次の3つの苦労を言うのだそうです。
1)過去苦労
過ぎ去ってしまって今さらどうしようもないことを、いつまでもグルグル思考で思わずらってクヨクヨする苦労
2)現在苦労
今、目の前にあることを心配して、ドキドキしてしまう苦労
3)未来苦労
まだ訪れない未来のことを、ネガティブな想像力で心配と不安と恐怖で埋め尽くしてしまう苦労
これでは、心が疲れてしまいます。
取り越し苦労をしそうになったら、表情筋を総動員して笑顔をつくってみることをおすすめします。
無理やりの笑顔で沈んでいる心を引き上げてもらうのです。
うんと背伸びをして、身体を大きく大の字にするのもいいかも知れません。
姿勢が心に大きな影響を与えるのだということを、前にお話ししました。(「ボディ・ランゲージが人の心をつくる」)
表情や行動で、苦労しがちな心を先導してあげる方法です。
今、取り越し苦労をしていないか。時々振り返ってみたいですね。