極論ですが、一日の始まりに何をするかで、その日の「質」が決まるような気がしています。
私の場合、たいていはコーヒーを飲んだり、スマホのニュースをチェックしたりしているのですが、なんとなく、それが「いい感じでない」気もしていました。
要するに、「何をするか」の問いに、うまく応えていないのですね。
新年を迎えたことだし、何か新しい習慣をはじめたいと思ったのも、そういう流れがあったからです。
そこで、思い出したのが「モーニングページ」でした。
モーニングページは、ジュリア・キャメロンの著書「The Artist’s Way」に基づいた習慣で、毎朝自由にノートに思いを書き留めることです。
実は、「モーニングページ」は、このブログで以前に紹介していたものでした。
こちら→ 「モーニング・ページ」
モーニングページは、単に書き記すこと以上の意味を持ちます。
それは、内なる声に耳を傾け、日々のストレスや創造的なブロックから解放される手段となります。
では、どうやってモーニングページを書き始めたらいいのでしょうか?
ポイントは「ペンを持った手を動かし続けること」です。
思考を巡らせず、ただ書くのです。
このプロセスは、自己検閲を回避し、心の中にある思考や感情を自由に表現することを可能にします。
例えば、何も書くことが思い浮かばなくて心が空白になった時には「and so it goes(それでいいのだ)」と繰り返し書くことで、ペンを止めない工夫があります。
この習慣は、単に書くこと以上のものをもたらします。
書くことによって、私たちは自分自身の内面を探求し、新たなアイデアやインスピレーションを見つけ出すことができます。
また、日々の反省や自己評価にも役立ちます。
モーニングページは、自分自身に正直になる機会を提供します。
この習慣を日常に取り入れることで、創造的な「筋肉」を鍛えることもできます。
例えば、平日の朝にモーニングページを書き、週末は休息を取っても良いのです。
もしも朝の時間を少し変えてみることができたら、モーニングページは素晴らしい選択かもしれません。
そう思って、実は、元旦から始めてみたのでした。