大殿筋のストレッチ

 

運動前のストレッチについて、こんなことを聞いたことがあります。

たしか以前にテレビ番組「サブ4」でコーチが言っていた気がするのです。

「運動前には動的ストレッチが良い。静的ストレッチは関節の可動域を広げるために筋力が対応できずに、むしろケガをしてしまうリスクがある」

ストレッチが嫌いな私は、いつしか「動的」も「静的」も取り外してしまって「ストレッチは良くない」をズボラの根拠に取り入れてしまいました。

ここでも「やらない言い訳」能力を発揮してしまうというオロカさというかオソロシさ。

50歳台の私の筋肉は委縮して伸びにくくなっているので、ストレッチなしではいつかケガをしてしまうことになりかねない…と思ってはいました。

それがついにその時がやってきてしまいました。

先週の真ん中ごろから右腰から大腿部内側にかけて痛みが出てきて、夜中などもどんなポジションでも痛みが強いので眠れないほどになってしまいました。

歩いていてもカクンと力が抜けたようにもなります。これは神経がやられたに違いない。

大殿筋やら中殿筋など骨盤周囲の筋肉が固まってしまって、神経に響いてしまったようでした。

本来ならそうならないようにストレッチをすべきなんですが、遅まきながら慌ててストレッチをし始めました。

椅子に座って左ひざに右足首の外側をのせます。左手で右足首、右手で右ひざをもって、右足の脛と両肩のラインを平行にします。胸を右足に近づけるように前傾。右側のお尻が伸びてきます。

マジメに取り組もうと思って、実際にやっていますから、かなり後悔しているしるしです。

そんな私が言うのも全く説得力がありませんが、ストレッチは大事です。