透析の患者さんたちは定期的に血液を媒介とする(B型肝炎やC型肝炎などの)感染症の検査をします。
血液を浄化する操作の流れのなかで、血液を体外循環しますし、なによりも血液を扱うわけですから、患者さん自身や医療者を守るためでもあります。
最近、透析室でその定期検査を行いました。
それをうけて、このブログにもたまに登場する患者さんが期待以上のリアクションをしてくれました。
「せんせ~い!わっかりましたよ~!」
入室するなり大きな声をかけてきました。顔が笑っています。また何か面白いことを思いついたようです。
「なんで自分のB型肝炎の検査をするのかな~って思って、調べたんですよ~」
「へえ、えらい。それで?」
「B型肝炎って性感染症っていうじゃないですかぁ~」
「え?うん、まあ、そうだね。」
「先生は僕の行動をチェックしていたわけですね~?」
「…。」
「まっずいな~。先生にはわかっちゃうんですね~」
「いや、そんなことしないから!」
慌てて否定して、その場で大笑いしました。
そういう考え方もあるのか…と、参考にはなりました。