私にとってポップコーンほどTPOがはっきりした食べ物はありません。
お察しの通り、映画館限定です。
(ずっと昔にディズニーランドでもポップコーン(キャラメル味)を食べた記憶がありますが、それは特殊事例として除外しておきます。)
コンビニかスーパーでポテトチップスの隣にビニール袋詰めのポップコーンが並んでいるのを目撃したことはあったのですが、それが「ポップコーン」だとは気づかず、何度かスルーしていました。
脳が「ポップコーン」と認識していなかったようです。
試しに実際に買って食べてみても、やはり、私が思う「ポップコーン」ではありませんでした。
キャンプの時に、コンロの火にかけてつくるポップコーンも試しましたが、不発の割合が多くて固かったのと、それを反省点にしてつくった2度目は、やたら焦げが多かったので、やはり「ポップコーン」ではありませんでした。
今さらなんですが、ポップコーンは、コーンの水蒸気爆発なんですね。
コーンを加熱すると、内部の水の一部分が水蒸気となり膨張します。
コーンの種皮は丈夫なので、風船のように徐々に膨らむわけにはいかず、耐圧の限界を超えた瞬間に一気に爆発するわけです。
その時の圧はおよそ10気圧なんだそうです。(ちなみに圧力なべの圧は2~2.5気圧程度の圧力範囲を利用しています。)
YouTubeで爆発の瞬間のスロー動画があがっていましたので、紹介しますね。
ポップコーンは爆発の産物なのだと(今さら)思い知ることになります。