スタジオパフォ第1回公演「Crossroad ! 〜カナの島から〜」

 

9月8日(日)に、スタジオ パフォ第1回公演ミュージカル「Crossroad!~カナの島から~」を観てきました。

まず率直に面白かったです。休憩をはさんだ約2時間の舞台も、あっという間に過ぎてしまいました。

このミュージカルの特徴は、まず沖縄生まれであること。全編オリジナルの楽曲と振り付けで埋め尽くされています。

プロットは、沖縄を意識したものでしたが、そこに無理やり史実を入れ込むのではなく、あくまでもファンタジーとして描き切っていました。

パンフレットから、ストーリーの紹介です。

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未来に希望を持てないフリーターの一郎は自分探しの旅へと出発するが、ひょんなことから時空を超えて不思議な島に迷い込んでしまう。そこで出会ったのは歌や踊りと共に生きる人達。しかし平和だった島に突如として忍び寄る戦の影…。それぞれの思いが交錯し絡み合う中、一郎は何を思うのか。笑いあり涙ありのヒストリカルファンタジー。

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たとえば、ここにある「歌や踊りと共に生きる人達」という一文は、言葉にすれば容易ですが、それを自然に観客にわかりやすく伝えるのは容易なことではありません。

それが舞台のうえで表現された時、いっそう明るく華やかに映ります。観る者は自然と笑みがこぼれてきます。

このミュージカルでは「歌や踊りと共に生きる人達」という群衆が、時に楽しく笑い、膨張し、時に反目し合い、時に悲しみ、縮み込み、大きなうねりとなってまるで一個の人格を形成しているかのようでした。

その集合体の中で、一人ひとりにキャラが立っているのが印象的でした。

もちろん、ゲストで出演されたカナ役の和田清香さんには「さすが~」とずっと唸っていました。(本土でご活躍されている方です。いっぺんにファンになりました。これからも応援したいと思います。)

ストーリーも、あえて終盤にかけて切羽詰まった状況に追い込みながら、どうやって回収するのだろうと息苦しくなってきたところに、用意周到に張っていた伏線(バスコ役がまた素晴らしい!)がはまっていました。

それから、もうひとつ!

このミュージカルは、音楽はキーボードやシンセサイザーなどの生バンドの演奏だったのですが、舞台と一体化していて安定感がありました。

指揮者の玉城百合香さんのダンスのような指揮ぶりに感動していましたが、突然トランペットを吹くのには思わずのけぞっていました(笑)

 

 

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