以前に私は朝活が苦手だというお話をしました。
朝は1秒でも長く寝ていたい方ですし、何かを計画してアラームを早めにセットしても、寝ぼけた頭で「やらない言い訳」を一瞬にして構築してしまう生来の怠け者です。
朝ランをしたいと朝の5時半にセットしても、ことごとく「やらない言い訳」に跳ね除けられてしまっていました。
「やらない言い訳」はそれこそドッサリとあります。「疲れるのはよくない」「少しでも休まないといけない」とか「無理するのは良くない」「朝じゃなくて夜でもいいんじゃない?」とか。
一見、自分自身をいたわるような内容なのがミソです。詐欺師の論法ですね。
冗談みたいに「最も壁となる者は自分自身」という名言(迷言)を地で行く状況です。
そんななかクリニックの朝のクッシュボール・ミーティングで、こんなお話を聞きました。
スタッフの中学生の息子さんが朝5時に起きてスケボーの練習をしているというのです。
すごい!と驚きましたが、考えてみれば、楽しかったり、好きなものだったら、自然とそういう行動をとるものですね。
朝活が苦手というのは、それが苦しいとまではいかなくても、なんか面倒くさいものだと思っているからかも知れない。
そう考えて、朝ランではなくて、朝の散歩に出かけよう!ということにしました。
ですから、ランニング・シューズではなくて、サンダル履きで。いかにもランナーですという格好はやめて。
で、ランニングするかしないかは、その時の気分にまかせることにしました。
やはり、朝の公園は気持ちがいいものです。
すでに朝活を習慣としている常連さんたちが、ウォーキングしたりランニングしたり、体操したりしています。草や木の緑の匂いがさわやかです。
「これは気持ちがいい!」
そう思ったら自然と走りたくなりました。
面倒くさいものを取り除く、というのは、コツなのかも知れませんね。
まだ習慣と言えるほど続いてはいませんが、自分を仕向ける工夫も面白いものがあります。