「人はなぜ物語を求めるのか」

 

私は「物語」について、とても関心があります。

最近、こんな本を見つけました。

 

 人はなぜ物語を求めるのか 千野帽子著

 

目次から

第1章 あなたはだれ? そして僕はだれ?

第2章 どこまでも、わけが知りたい

第3章 作り話がほんとうらしいってどういうこと?

第4章 「〜すべき」は「動物としての人間」の特徴である

第5章 僕たちは「自分がなにを知らないか」を知らない

 

人は物事や事柄を理解するとき、物語を語ります。

物語は固定的なものではなく、背景や文脈に応じて、それぞれの人によって、さまざまなふうに意味付けられます。

複雑であり、多層的であり、(これが大事なのですが)多くの違った解釈を見せてくれます。

 

この本は「物語」とはなにか?という考察をまとめてくれています。

その仕組みを知ることは、人間を理解するうえで、とても大切なことだと思います。

 

お時間のあるときに、いかがでしょう。おすすめです。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA