連休もなく、家族サービスをすることもできないので、娘たちのリクエストに応えて、「不思議の国のアリス」をモチーフとした映画、「アリス・イン・ワンダーランド 時間の旅」を観てきました。
家族の悲劇の記憶にとらわれて、衰弱死しそうなハッターを助けるために、アリスは時間をさかのぼる装置「クロノスフィア」を使って過去を変えようとします。
なぜなら、アリスにとって、「時間」とは愛おしい父を亡くし、ハッターの家族を奪った泥棒であり、敵だとみなしているから。
過去に戻って奮闘する彼女でしたが、「過去は変えられない」ことを思い知ることになります。
しかし、彼女はやがて気づきます。
「過去は変えられないが、過去から学ぶことはできる。」
「時間は、奪う前に、多くのものを与えているのだ。」
未来に歩き出すために、過去に過ごした時間を大切にしながら、今を生きる。
多くの人を勇気づける映画だったと思います。