真夏になる前の熱中症対策

日本生気象学会のサイトに、熱中症予防研究委員会が提言した「熱中症予防のための緊急提言」が掲載されています。

これは2011年3月に起こった東日本大震災後の影響で、計画停電のために空調が十分でなくなり、一般市民の熱中症が増加するだろうと予測した委員会が、その年の5月に緊急提言したものです。

もう5年も前の提言ですが、もちろんその内容は今でもとても参考になるものです。

詳しくは、日本生気象学会のサイトで直接読んでいただきたいのですが、ここでは第一項の「真夏になる前に暑さに強い体をつくろう!」を紹介します。

 

本格的な季節の到来前の5月~6月に、「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる少し汗をかくくらいの運動を1日30分間、週3回、4週間程度実施すると暑さに強い体になります。

さらに、その運動直後にたんぱく質と糖質を多く含んだ食品(牛乳など)を摂取するとより高い効果が得られます。

 

本格的な真夏を迎える前といえば、ちょうどこの時期です。

5月のうちに、暑さに強い体づくりをしていたいですね。

それでも、決して無理をしないようにしましょう。水分補給を怠ると、ちょっと油断しただけで熱中症に近い症状になってしまいます。

青空

 

 

 

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