「トラノオ」と「Hierophant」(教皇)

クリニックの私の診察室の中に「トラノオ」があります。

診察をずっと見守ってくれている私の良き相棒です。

2016-03-12 18.28.38

「トラノオ」にも花言葉があるのですね。

その花言葉は「信頼」「誠実」だそうです。

 

今回も強引に話をすすめますが、「信頼」と「誠実」なら「Hierophant」のカードではどうでしょうか。

 

「ハイエロファントといえば?」と問われて、「花京院典明、スタンドはハイエロファント・グリーン」とすぐに答えることができたら、あなたはジョジョに通じた方ですね(笑)。

今回はジョジョではなく、そのスタンドのもとになったタロットのお話です。

 

ライダー・ウエイト版の図柄は下のようになっています。

RWS_Tarot_05_Hierophant

背景には、二本の柱が描かれています。

最下部中央に2つの鍵が交差しています。これはイエスがペテロに授けたとされる鍵で、教皇が天国の扉を開けることができることを示します。

教皇の足元、両側に2人の宣教師が頭を垂れて描かれています。これは三位一体を象徴していると言われ、結束力や人と人との結びつきを表しています。

赤い薔薇と白い百合の模様の着物は、崇高な理念を抱く純粋な心の持ち主であることを表し、教皇の前に進み出ることができるとされます。

教皇が手にしているのはヨコ軸が三重になったパパル十字架です。これはキリスト教の特徴的な概念である「三位一体」を表していて、神に恵みを授けられていることを示しています。

教皇が示すキーワードは「慈悲の精神」「奉仕精神」「温厚さ」「穏やかさ」「協調性」「結束力」。

 

「トラノオ」の花言葉にぴったりではないですか?(笑)

 

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