一般の方々にオーバーナイト透析や在宅血液透析の位置付けを説明するのに、いい例えはないかどうかを考えていました。
ふと「映画鑑賞」と比較するのはどうだろうと思いつきました。
つまり、こんな感じです。
昔は、映画は映画館だけで観るものでした。(テレビのない時代?)
映画の上映時間は決まっていますし、それに合わせて映画館に向かわなければなりません。
土曜の深夜にはオールナイト上映がありますね。
しばらくすると、ビデオデッキが普及してきました。レンタルビデオショップも登場します。
自宅で、好きな映画を好きなだけ、何度でも楽しめる時代がやってきました。
ただし、これは主に自宅で楽しむものでした。
それが、今ではスマホやタブレットで、いつでもどこででも楽しめるようになっています。
さて、下の方に血液透析の流れを並べてみました。
入室時間に合わせて、施設透析に行って透析を行います。
施設で夜に行う透析はオーバーナイト透析です。
そして、好きな時に好きなだけできる在宅血液透析。
これから先、北米のNxStage System Oneのようなデバイスが日本の透析医療にも登場してくるのかも知れませんね。