インフルエンザワクチンの予防接種をいつ受けた方が良いか

「インフルエンザワクチンの予防接種をいつごろ受けた方が良いですか。」と訊かれることがあります。

今日はそれについてお答えします。

 

ワクチン接種の効果が発現するまで、約2週間と言われています。

以前にもお話しましたが、インフルエンザが流行してから接種するのでは遅すぎます。

下のグラフを見てください。沖縄県感染症情報センターが発表している毎年の「沖縄県のインフルエンザ定点当たり患者報告数」を重ね合わせたものです。

インフルエンザ2015

2009年は例外として、毎年1月にピークがあります。下のグラフは2014/15シーズンのものですが、この方が分かりやすいでしょうか。

Agata B gata

つまり、12月の50週頃からインフルエンザの検出数が立ち上がっています。

これは今年でいうと12月7日から始まる週が50週なのですね。

 

ワクチン接種の効果発現に2週間かかるとすると、11月中には接種を終えていた方が望ましいことがわかります。

今年はワクチンが値上げしたせいで、ワクチンの接種率が低下するのではないかと懸念されています。

重症化をふせぐために、ワクチンの接種をおすすめします。

 

 

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