M.C.エッシャーが描いた「蟹のカノン」
後ろにも前にも蟹が美しく巧妙に敷き詰められた絵画です。(ただし、蟹が苦手な方には気持ち悪いだけかも知れませんね。)
そして、J.S.バッハの「蟹のカノン」という曲。
この曲も後ろにも前にも音符が美しく巧妙に仕掛けられ、音符の回文になっています。
つまり、譜面を裏から透かして見ても、同じ譜面になっているんですね。
YouTubeに「蟹のカノン」の素晴らしさ、凄さがわかる動画がありました。
曲自体が「メビウスの輪」になっているなんて、考えもつかないことですね。
このお話は、「ゲーデル、エッシャー、バッハ あるいは不思議の環」という本で紹介されています。
この章のアキレスと亀の会話が、それこそ回文のようになっていて面白く読むことができます。