怒りを向けられた時

 

以前に「怒らないこと」のお話をしました。→ こちら「怒らないこと2」

今度は自分に対して誰かの怒りが向けられた時のお話です。

日常生活で、よく遭遇するお話かも知れませんね。

 

基本は「怒りは相手のもので、それ以外のものではない」と認識することです。

相手の怒りに対して、「そんなことで怒るものではない」とか「怒るあなたが悪い」などと、否定しないことです。

相手の怒りを伝染させて自分も怒りで返したりすると、まったく意味のない消耗戦が繰り広げられることになります。

 

また、相手の怒りが自分のせいだと卑屈になると、必要以上に緊張することがあるかも知れません。

相手が怒っていても、自分の心の主導権は自分のものです。相手は私の心に動揺を与え言動を支配したがるかも知れませんが、心の主導権はあくまでも私のものです。

必要以上に防衛的になっていると、事態を正確に把握することができなくなります。

もし防衛的になっていると感じたら、「怖いですね。」と正直に自分の気持ちを表現してみることも大切です。

必要であれば、詫びることもできます。

 

「相手の怒り」に慣れることは、動揺を抑え、冷静に物事をみる手助けになるかも知れません。

問題を明らかにすること。明らかにした問題を解決すること。その能力を発揮するきっかけをつくること。

やはり、最後は怒りに飲み込まれない勇気を持つことが大切なのでしょうね。

 

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