マザー・テレサのリーダーシップ

 

以前から目にしていたのですが

マザー・テレサからビジネスのノウハウなんて、とでも思っていたのか

手にするような気持ちになかなかなりませんでした。

 

ふとしたところで、また見る機会があって読んでみることにしました。

 

驚くべきリーダーシップの原則 マザー・テレサCEO

 

 

有名なマザー・テレサのミッション

「貧しい人びとのなかのもっとも貧しい人びとに仕える」(to serve the poorest of the poor)

ということを成し遂げるために、マザーには8つの行動原則があったと説明しています。

 

それが以下の8つです。

 

原則1: ビジョンは簡潔に、力強く伝えること

原則2: 天使のためになるなら、悪魔とも取引をする

原則3: チャンスがくるまで我慢強く待て

原則4: 不安な気持ちを受け入れる

原則5: 規律を守る喜びを見出す

原則6: 相手の理解できる言葉で話す

原則7: すべての人に目配りする

原則8: 瞑想や静かな祈りの力をつかう

 

ひとつ目の原則では、ビジョンを持つ心構えを説いているのだと思いました。

自分のビジョンを描き表現する前に、強烈に自分自身の本質的な価値や目標、個性や人格について省みること。

ビジョンはあくまで個人的なもので、それを組織に持ち込む時には内省の時を突き詰めることが必要なのでしょうね。

 

ふたつ目の原則は、逆説的で少々戸惑いましたが強固な「基盤」を確立せよということなのでしょう。

迷いが生じたらミッションに還れということなのかも知れません。

 

みっつ目の原則では、さらに3つの準備が必要だと説明しています。

1)気持ちの準備

2)経済的準備

3)実行する準備

 

四つ目は、不安な気持ちを煙に巻くのではなく、それを素直に受け入れ恐れと向き合うこと。

 

五つ目は、結果で判断をしないこと。挑戦し続けている行為そのものの中に喜びを見出すこと。

 

六つ目は、コミュニケーションする時間をいとわないということ。どのようにしたら伝わるのかを考えること。

 

七つ目は、すべての人との関わりを誠実に受け止めること。

 

八つ目は、「静けさの中で、私たちは新しい活力や本当の調和を見つけ、すべての物事を新しい目で見ることができるようになります。」

瞑想をし、内を見つめて心の声を聞くこと。

ついつい忙しさの中で、いったい自分は何をしているのかわからなくなるときがあります。

そういう時間を大切にしたいものだと思います。

 

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