いわゆる「クリスマスの物語」として私が思い出すのは、オー・ヘンリーの短編小説「賢者の贈り物」と、このエーリヒ・ケストナーの「飛ぶ教室」です。
特に「飛ぶ教室」は、クリスマス児童文学として多くの方に長く愛読されてきたものですね。
– ドイツのジギスムント高等中学校の5人の寄宿生たちの、クリスマス休暇直前の数日間のお話。–
アマゾンの内容紹介では以下のように紹介されていました。
まもなくクリスマス。
街全体が温かな雰囲気に包まれるなか、寄宿学校の少年たちは、波瀾万丈のクリスマス劇「飛ぶ教室」の稽古に励む。
ある日、マルティンに母親から手紙が届く。そこには、マルティンがクリスマスに帰省する旅費を工面できなかったと書かれていた……。
たとえ運が悪くても、元気を出せ。打たれ強くあれ――
温かなメッセージが込められた、少年たちの成長の物語。
クリスマス・イブはちょうどオーバーナイト透析の当直日だったので、「飛ぶ教室」を一挙に読んでしまいました。
こういうクリスマスの迎え方も良いかも知れないと悦に入りながら。