日曜日の夜。夕食も済んで、今日はもう寝(やす)むだけという時間帯に、何となくテレビをつけてみました。
昔はそれでどんな番組でもBGMがわりに良かったのですが、最近のテレビはなんだかしっくりいきません。テレビのつくりが変わったというよりも、私の方が変わったのでしょう。
結局、動画配信コンテンツをスマホからテレビにキャストして流し見することにしました。
選んだのが「孤独のグルメ」
主人公は井之頭五郎というおじさん。ドラマの冒頭部分に少し物語があったとしても、それがメインとなることはありません。
あくまでも、おじさんひとりが出先の町で、フラッと立ち寄ったお店でご飯を食べるだけ。
クライマックスと言えば完食の瞬間?ぐらい。
けれども、不思議に見てしまうのです。
シーズン9は、コロナ禍にあって、ドラマの中でも全員がマスクをしています。お店に入る時は、ちゃんと手指消毒をし、検温をして席に座る、今の日常そのままです。
原作は漫画ですが、お店と料理がそのままリンクしている分、ドラマ版はいわゆるグルメドキュメンタリーなんですね。
そうか。ドキュメンタリーだから見てしまうのかな?