ネット環境とそれを活用するアプリの進歩は目を見張るものがあります。
しかし、いくら技術があったとしてもそのサービスの恩恵が万人に行き届いているものではありませんし、公平に物事を進めようとすれば二の足を踏んでしまうのは無理のないことでした。
それが、今回のパンデミックの影響で、一気にテレワークが進んでいったのには驚くばかりです。
先入観や偏見が物事を突破できない壁を作っていた、典型例なのでしょうね。
(やれば意外にできるじゃない)というのが今まさに起こっていることのひとつなのだと思います。
同時に複数の人とテレビ電話ができる…というのは、ずっと以前から可能だったのでしょうが、私は特に関心がありませんでした。
以前に某メーカーのCMで、違う楽器を持ったミュージシャン達がお互いに遠く離れた場所でセッションする、というシーンを見たことがあったのですが、それが「できる」ということ以前に、そうすることの必要性を感じられなかったのです。
音楽のセッションは近くでやった方が一体感がありますし、観客もその阿吽の呼吸というかその場の空気に痺れるものだと思ったからです。
先日、SNSで回ってきた新日本フィルの「テレワークでパプリカやってみた!」の動画は、私のその偏見や先入観を見事に打ち破るものでした。
巷では「Zoom飲み」というのも現れたのだそうですね。
テレワーク会議に使用するZoomというアプリを使って、自宅で宅飲みしながら、みんなでワイワイするのだそうです。
「3つの密」を避けながら、みんなで気持ちを奮い立たせようとする試みは、感心するばかりです。
下に、新日本フィルの「テレワークでパプリカやってみた!」の動画を紹介します。