今日は第35回NAHAマラソンに参加してきました。
日差しが強く、肌に痛いほどの快晴でした。
平和祈念公園の駐車場が整備のために工事をしているため、第一制限地点を移動しての大会でした。
ですから、多少昨年のコースとは違っていました。
コースの変更などは微々たるもので、走りに少しも影響していないのですが、今日は私にとってはとにかく暑すぎました。
暑さ対策をしっかりとしていたつもりでしたが、足が重く、スピードが思ったほど上がりません。
何人かのスタッフが応援にかけつけてくれたのですが、35Km地点では私のきつそうな表情を見て心配するほどだったようです。
「大丈夫ですか?」という問いかけに、正直に「きついねぇ」と答えました。
「(制限時間に)間に合いますかね?」という問いかけには「間に合うかなぁ」とオウム返しするしかありませんでした。
恐らく同じペースなら、絶対無理な計算です。
残り4Kmの表示が見えた時に、制限時間の6時間15分までを逆算しました。
「うわぁ。今日は無理かも。」
いつもの体調なら「よし、いこう!」と奮起するところでしたが、一瞬諦めかけたのは私の弱いところです。
こういう時は自分のためには走れない、頑張れないというのを知っているので、脳内で発想を組み立てなおしました。
(おお、意外に動く!)
エンジンに燃料がやっと到達したようです。
NAHAマラソンの制限時間にはゴールのある陸上競技場のゲートが閉まります。
その閉門の3分前、6時間12分に私はゲートを通過することができました。
NAHAマラソンは3年連続で今年で3回目ですが、今年のゴールが一番うれしかったかも知れません。
とにかく、沿道の皆さんの応援がすごかった。
ランナーだけが暑いのではなく、ボランティアの皆さんも暑かったはずです。
絶え間のない声援が背中を後押ししてくれました。感謝しかありません。ありがとうございました。