甘えたり、だだをこねたりすることを沖縄の言葉で「フンデー」と言います。
そうする人のことを「フンデームン」
「フンデーワラバー」のように、もともとは子どものことを表していた言葉のようですが、幾つになっても相手を困らせてしまう「わがまま者」にも「フンデーグヮー」と言います。
「フンデービカー、アビトーサ」(わがままばかり言っているさ)
「イチマディン、フンデースンナーヨー」(いつまでも甘えるなよ)
母は、昔から、私が愚痴を言った時や、泣き言をもらした時には「フンデーばかりして」と諌めてくれました。
母に言わせれば、私の「泣きっ面」は「フンデー=甘え」に見えていたのでしょう。
親にとって子どもは、いつまでも「フンデーグヮー」なのだと思います。