昔からあるパズルに「川渡りパズル」というものがあります。
いろいろバリエーションがあるのですが、代表的なのが下にあるような「農夫」「狼」「山羊」「キャベツ」を題材としたものです。
ある農夫が狼と山羊を連れ、キャベツを運んで川を渡ろうとしました。
船着き場にはボートが1隻しありません。重さの関係で狼、山羊、キャベツをボートに一度に乗せることができません。農夫のほかには、どれかひとつしか乗せられないということです。
ところが、農夫がいなければ、山羊はキャベツを食べてしまいます。
また、農夫がいなければ、狼は山羊を食べてしまいます。
これらをすべて安全に向こう岸に運ぶには、どうしたらよいでしょう。
この「川渡り問題」、西洋ではある僧侶が西暦800年頃に考えだしたとする説や、東洋では紀元前には存在していたとする説もあるほどで、とにかく古くからある問題です。
どなたも一度は見たことがあるのではないでしょうか。
頭の体操として、手ごろで最適な問題ですね。