「他人に悪い感情を抱くことは、他人以上に自分を害する」という言葉があります。
本当にそうですね。
他人が自分にした酷い仕打ちに対して、『絶対、忘れない」「絶対、許さない」という負の念は「嫌い」を越えて、「恨み」「憎しみ」のエネルギーにまで高まってしまっています。
それを「憎悪の念」と言います。
そのエネルギーは、私達の心と体に悪い影響を及ぼします。
人生の主導権が相手の存在に握られているのも同然ですから、自分の人生なのに無力感にさいなまれることになります。
何より前向きにならず、被害者意識に取り憑かれて暗いイメージがつきまといます。
好きになれと言っているのではありません。
無理に友好的な態度をとる必要もありません。
あっさりと捨ててしまいましょう。忘れましょう。
何より自分自身を守るためです。自分自身を大切にするためです。