横尾忠則さんがこんなことをつぶやいていました。
「ブッダは言う。愛猫、愛犬の存在価値は人間(飼い主)に対する布施であると。と同時に人間側も彼等に布施を行っているのだろう。」
横尾さんの愛猫タマの、死ぬ間際の様子をツイートしたものでしたが、とてもよく分かる気がします。
人間は自分の存在価値について哲学するものです。
猫や犬が自分の存在価値について哲学しているかどうかわかりませんが、相互に布施をし合っているのだという説明は腑に落ちました。
7つの布施とは次のものをいうらしいです。(Wikipediaより)
1 眼施:好ましい眼差しで見る。
2 和顔施(和顏悦色施):笑顔を見せること。
3 言辞施:粗暴でない、柔らかい言葉遣いをすること。
4 身施:立って迎えて礼拝する。身体奉仕。
5 心施:和と善の心で、深い供養を行うこと。相手に共振できる柔らかな心。
6 床座施:座る場所を譲ること
7 房舍施:家屋の中で自由に、行・来・座・臥を得させること。宿を提供すること。
愛猫、愛犬と飼い主の姿を思い浮かべながら読むと、容易に想像ができて、微笑ましい気持ちになります。