2月28日に厚生労働省から、国勢調査をもとにした都道府県別の平均寿命が発表されましたね。
正式には「2010年都道府県別生命表」というらしいです。
「長寿県 沖縄」をキャッチフレーズにしていた沖縄が、男女別で男性が26位に転落してから久しくなります。
(いわゆる「26ショック」。平成12年のことです。すでに13年の月日が経過しています。)
今回の報告には、さらにショッキングなことが含まれていました。
沖縄の女性が3位に転落したのです。
「生命表」についての説明を加えます。
「生命表とは、ある人口集団の死亡状況が今後変化しないと仮定したときに
各年齢の者が死亡する確率や 平均してあと何年生きられるかという期待値などを
死亡率や平均余命などの指標(生命関数)によって表したもの」だそうです。
そのうえで
「平均寿命」というのは0歳の平均余命のことで
その地域の保健福祉水準を総合的に示す指標とされています。
1位は男女いずれも長野(男性80.88歳、女性87.18歳)
沖縄は男性30位、女性3位でした。
昭和50年から発表され、平成7年から5年に1回発表されています。
今までの沖縄の順位をグラフにしてみました。
ほかの項目では
三大疾病(がん、心疾患、脳血管疾患)での死因別の割合が最も高かったのは
男性が岩手(56.83%)、女性が北海道(53.85%)。
老衰の割合が最も高いのは男女とも静岡で、男性が4.57%、女性は13.13%でした。