「動きがあるところに生命がある」:97歳の体操選手

 

YouTubeで一本の動画を見つけました。

動画の主役は、ヨハンナ・クワースという女性で、世界最高齢の体操選手としてギネス記録に名を刻んでいる方です。

彼女は1925年11月20日に生まれ、97歳になる今でも、多くの若者が羨むような体力と技術を持っています。

この動画を見たら、誰でもびっくりするはずです。

ヨハンナさんの動きは、とても97歳の動きではなく、年齢というものがただの数字であることを証明しています。

ヨハンナさんはこう言います。

「残念ながら、私の顔は老けていますが、心は若い。体操をやめる日が、私の人生の最後の日になるかもしれません」

この言葉の裏には、彼女の真剣な取り組みと凄み、そして、年齢を超えた活力が感じられます。

ヨハンナさんは、7つのルールを守ることで、健康と活力を保っているのだそうです。

 

1. 一日に少なくとも8時間は睡眠をとる。

2. 植物ベースの食事を心掛け、果物や野菜をたくさん食べる。

3. 毎朝、起きた直後に「ベッド体操」を行う。

4. 毎日1時間はトレーニングをする。

5. 脳を刺激するために、特定のエクササイズやゲーム、クロスワード、パズルなどを行う。

6. 幸せで、人生を楽しむ。

7. 筋肉の柔軟性と関節の強さを保つために、毎日ストレッチングと筋力トレーニングを行う。

 

これらのルールは、ヨハンナさんが97歳という年齢で、まだ体操を続け、活動的な生活を送ることができている秘訣ということになるのですが、全て「言うは易く行うは難し」の内容ですね。

 

彼女の言葉でひとつ、私がとても感銘を受けた言葉がありました。

「動きがあるところに、生命がある」

私たちが年を重ねると、体力や活力が衰えていくのは避けられない現実かもしれません。

しかし、この言葉は、とてもシンプルですが、非常に教訓的です。