予防接種はおはやめに

  10月も最終日です。   10月1日から始まったインフルエンザワクチン予防接種も、今年は皆さんの意識が高く、特に高齢者の方々の出足は良いように思います。   なかには「初めて予防注射します」と言う方もいらっしゃいます…

好き嫌いをこえたもの

  今回も、真理のことば(法句経・ダンマパダ)中村元訳から。     209 道に違(たご)うたことになじみ、道に順(したが)ったことにいそしまず、目的を捨てて快いことだけを取る人は、みずからの道に沿って進む者を羨(うら…

「漢字喜遊曲」

  吉野弘さんの「漢字喜遊曲」という詩は、視点の多様さが発想の豊かさに通じるのだということを教えてもらえます。   発想の豊かさは、さらに柔らかさに通じます。   柔らかい心は、ずっと強いのだということも教えてくれます。…

「自省録」

  紀元2世紀のローマ皇帝マルクス・アウレリウスが記した「自省録」   賢帝と称えられていた彼が書いたこの著書は、人に読ませるためではなく、自分自身のために書いた彼の「瞑想記録」らしいです。   戦地に赴いていた時にも記…

「いちねんせい」

 いちねんせい 谷川俊太郎著     谷川俊太郎さんの詩集「いちねんせい」を読むと、変な気分になります。   本物の小学生が書いた詩のようでもあり、「これって詩人が書いているんだよな」と何度も確認しながら読まないと、危う…

セルフプロデュース術

     最強のセルフプロデュース術 シェリル・リチャードソン著     この本の著者リチャードソンは、理想通りの生活を妨げる7つの障害を指摘しています。   自分本位に考えることができない。 自分の優先順位に従ったスケ…

変化に対する備え

  突然の変化に、人は絶望したり落ち込んだりしがちです。   いったん環境になじむと、それが生活のすべてになっているので、起こった変化を受け入れることができずに、不満が湧き起こったり反感で態度を硬直させたりします。   …

釣り竿の問題

  クイズの本を読んでいたら、意表をつかれて思わずうなってしまった問題がありました。    この問題、とけますか? 吉田敬一著   その問題を紹介しますね。   Q:ある男が長さ1.3mの釣竿を送ろうとしましたが、窓口で…

「しあわせ眼鏡」

  河合隼雄のエッセイに「しあわせ眼鏡」というものが出てきます。   ドラえもんのひみつ道具とまではいきませんが、この眼鏡も特殊で、この眼鏡をかけて見ると、ほんとうの「しあわせ」が見えてくるというものです。   (ですか…

身体の本質

  今回も「真理のことば(法句経・ダンマパダ)」(中村元訳)から。   150 骨で城がつくられ、それに肉と血とが塗ってあり、老いと死と高ぶりとごまかしとがおさめられている。   100分de名著ブックス(佐々木閑著)で…

奮い立たせる言葉

  詩人の引き出しにある多くの言葉たちに、よく頼ります。   例えば、中原中也の「盲目の秋」の中にある、次の言葉     これがどうなろうと、あれがどうなろうと、 そんなことはどうでもいいのだ。   これがどういうことで…

道を知ること

  アフリカのどこかに   「道に迷うことこそ、道を知ることだ。」   という諺があるそうです。   道を知るのもそうですが、その町のことを知ろうと思えば、冒険心が必要です。   今年は学会出張もなく、沖縄を出る機会があ…

なんちゃって量子論

  映画「TENET」を観て、「ビッグバン★セオリー」を最初から見直したくなりました。   量子論については、私はもともと文系の人間ですから、噛み砕いてゆっくりと説明してもらわなくては理解できるものではあり…

鉄から起こった錆

  今回も、真理の言葉(法句経:ダンマパダ 中村元訳)から。   240 鉄から起こった錆(さび)が、それから起こったのに、鉄自身を損なうように、悪をなしたならば、自分の業が罪を犯した人を悪いところ(地獄)へ導く    …

マンガに学ぶ

  「幸福は七度人を訪れる」ということわざがあります。   どんな人にも幸運は必ずやってくるという意味です。   そのチャンスをものにすることができるかは、あくまでも自分次第ということになります。   私たちには、調子に…

変化の第一歩

  特定健診の結果が「要再検」で返ってきた患者さんが受診してきました。   その人にとっては初めての問いかけかも知れませんが、医者にとっては何度も耳にする言葉を口にされました。   「やせれば、良くなりますか?」   そ…

オンラインで残念なこと

  最近はオンラインでの勉強会や講演会が盛んです。   クリニックの院長室から参加できるので、新しもの好きの性格もあって、嬉々として参加していました。   全国規模の学術集会などもオンラインとリアル会場のハイブリッド方式…

2つの「道程」

  「僕の前に道はない/僕の後ろに道はできる」で知られる高村光太郎の詩「道程」は、詩集『道程』に収録した9行のものと、雑誌『美の廃墟』に発表された102行の初出のものがあります。   よっぽどのことがなければ、「道程」と…