坐禅のスマホアプリ

 

しばらく前から坐禅(瞑想)が私の「マイブーム」です。

忙しい時も、なんとか邪魔されないように瞑想の時間を確保してやっています。

ですから、10分間の時もあれば(いや、5分の時も!)時間がとれる時には30分間の時もあります。

 

時間を設定すると、隙間時間が利用できて良いのですが、「今、何分経った?」と気にしていたらもちろんまともな瞑想ができません(笑)。

私たち現代人の体内時計はだいたい早送りになっていますから、10分経ったと思ったらまだ5分しか経っていないことが多いので集中してできないことが多いのです。ちらちらと時計を気にすることになってしまいます。

 

ネルケ無方さんの本に、優れた解決策が紹介されていました。

 ただ坐る 生きる自信が湧く 一日15分坐禅 ネルケ無方著

 

この本の中で、坐禅に入る前と坐禅が終わった後に合図として鐘を鳴らしてくれるスマホアプリを紹介してくれています。

 

実際に使ってみて、このアプリは便利で、かなりのスグレモノだと思います。

 

図のように「Time Setting」の画面で5分から60分の間で、時間を設定できるようになっています。

 

また、累積時間や世界中でこのアプリを使って坐禅をしている方々の人数もわかるようになっていて、楽しみもあります。

 

アプリをプロデュースしたインターネット寺院である「彼岸寺」は、「how to 坐禅」という、わかりやすい解説動画も発信しています。

 

個人的に、おすすめです。

 

 

 

 

喋りすぎないこと

 

日常の中で、ストレスに押しつぶされそうになって、多くの悩みを抱えながら生活している方も少なくないかも知れません。

それだけ、現実社会の中で生きるということは、苦の連続です。

 

ストレス社会を生き抜くために、次の3つのポイントが大切だと言われています。

1.冷静に現実を見る

2.自分はここまでやれているのだという正当な評価をする

3.あまり一人で頑張りすぎない

 

1つ目のポイントについて。

悩みの中にいる方は、思考が空回りしてしまって、落ち着いて現実を見据えていないことが多いものです。

占いなどに頼ったりするのも、混乱した自分の思考を離れて、第三者の目線を借りるということが目的だったりします。(本人は当たる当たらないよりも、意外に現実を突きつけられることを欲しているものです。)

シンプルに現実を見据えることが、悩んでいる時こそ大事です。

 

2つ目のポイントは、自信喪失に追い打ちをかけて、自分自身にダメ出しを食らわすことをしがちだからです。

苦しい状況だけれども、自分はここまでやれたじゃないか。十分とは言えないけれど、よく頑張っている。これは評価してあげないと、自分がかわいそうだ。

 

3つ目のポイントは、一番大切なことだと思います。

ヒトの力を借りましょう。一人で悩まず、悩みを打ち明けて、心のうちを相談してみましょう。

相談された方は、よく聞いてあげてください。

アドバイスを求めている風でも、実はただ聞いてほしいというだけのことが多いものです。

喋りすぎないで、よくよく聞いてあげてください。解決策のアドバイスは二の次で良いのです。

聞いてもらえただけで、人は心の重荷を少し減らすことができます。

 

 

 

備瀬のワルミ

 

ちょうど北部に行く機会があって、パワースポットを訪ねてみようかということになりました。

ネットで調べてみると、「神に選ばれし者だけ」とか「呼ばれた人にしか辿り着けない」とか仰々しい言葉が目につきます。

 

けれども、最近はGPSが普及していますから、迷子にならずにすみました。

 

 

実際に行ってみると、確かにこの先に本当にあるのか、この道で合っているのかと不安になるような道です。「辿り着けない」と言うのは、途中で不安になって先に進まなかったからなのかも知れないと思いました。

ある意味、GPSは「神の目」なのかも知れません。

 

 

砂地が見えたと思ったら、そこに「備瀬のワルミ」がありました。

古い岩礁が長い時間波に削られて、両側を岸壁に囲まれた通路のようになっていました。(申し訳ありませんが、人が映り込んでしまったところを迷惑にならないようにPhotoshopで素人なりに加工しています。)

 

たまたま、ちょうど干潮のタイミングで、海岸の方にも歩くことができて良かったです。

 

「人生はワンチャンス!」

 

前にスタッフから貸してもらって、手元にずっと置いてしまって未だに返せずにいる本です。

 

 人生はワンチャンス! 水野敬也+長沼直樹著

 

まず「はじめに」にある文章を引用しますね。

 

楽しく生きること、人を愛すること、協力すること―犬は、私たち人間が忘れがちな「大切なこと」を思い出させてくれる素晴らしいパートナーです。そして、本書に登場する65の犬たちも、まるで生きている犬のように私たちを癒やし、人生の悩みを解決するためのヒントを与えてくれます。

 

つまり、いわゆる名言(いつもそばに置いて目にとめておきたい言葉)集なのですが、ページが切り離せる作りになっています。

ですから、メッセージカードとして、あっちこっちに貼っておいたり、大切な友人へ贈ることもできるのですね。

 

たとえば、このページ。

 

「たまにはボーっとしよう」というのは、映画監督デヴィッド・リンチの言葉。

彼は朝と夕方に瞑想を行ってから仕事に取り掛かるそうです。

彼は瞑想について2つの効用を挙げています。

「第一に、アイデアをとらえる能力が高まった。そして第二に、不安や怖れ、怒りや緊張することが減り、人生が楽しいものになった。」

 

 

こういう具合に、愛すべき犬の表情が「名言」に添えられています。それが、カワイイのです。

犬の表情を見て、思わず微笑んでいる自分に気づきます。そこにある言葉も、素直に心に入ってくる気がします。

こういう本はいいですね。

心が和みます。

 

 

蕾から花へ

 

母親が、以前に伊江島に行った時に、おみやげにユリの苗を買ってきました。

それをいくつか庭に植えていたのですが、21日には大きな蕾となっていました。

 

「これ、咲くんじゃない?」

「そうねえ。来週あたりかなあ。」

「え? もっと早くない?」

 

のんびり構えている母親を傍らに、「記録、記録」と言いながらスマホで撮影しました。

「オレンジと白かな? これって、もうほとんど咲きかけているんじゃない?」

 

 

案の定、23日には両方とも蕾が開き、花が咲いていました。

オレンジ色とうすいピンク色で、良い香りを漂わせています。

 

それとは別に「これはタネから植えたもので、愛着があるよ。」と言って教えてくれたユリも、蕾となっていました。

 

この蕾が咲くのも、今から楽しみです。

 

 

慰霊の日と梅雨明け

 

沖縄県地方の梅雨が明けたようです。

気象庁のサイトでも梅雨明けの速報値が発表となっていました。

平年より1日早く明けたようですね。

 

そして、今日は慰霊の日です。

各地で慰霊のための行事が催されます。

戦後も70年余を過ぎていますが、若い世代も戦争の悲劇を語り継がなければならないという意識が強まっているのを感じます。

 

 

今日は暑くなりそうです。

梅雨明けも重なっています。熱中症には特に気をつけてください。

周りの方への目配り・気配りもお願いします。

 

 

よく聞くということ

 

渡辺和子さんの著作には、ハッと気づかされる言葉が多くあります。

 

最近、目にした言葉には、こんな言葉がありました。

 

 

理解への努力の一番目は、やはり“よく聞く”ということだと思います。

私たちには耳が二つあるのに口は一つしかないということは、自分が話すよりも二倍聞かないといけないということの象徴的な姿なのかも知れません。

「人間としてどう生きるか」より

 

 

これは日常の診療でも経験することです。

 

例えば、待合室に待っている方がほとんどいない時がありました。

そのため、その日はその患者さんのためにゆっくりと時間をとって話を聞こうと思いました。

日頃、短い診療時間のために聞けなかったことを、“よく聞く”つもりで、相槌をうちながら聞いていたのです。

私からはほとんど口をはさまず、お話を聞かせていただいただけだったのですが、診療が終わって診察室から出る時に、その方が言った言葉が印象的でした。

「先生、今日はありがとう。良い話を聞かせていただきました。」

 

 

理解されたと思った時に、人は物語を共有したと思うのでしょうね。その手ごたえが、その方にそういう言葉を言わせたのだろうと思います。

 

理解しあうというのは、「聞く」ことから始まるようです。

自分のことを伝えようと躍起になることからでは、決して理解は始まりません。

 

 

大雨

 

今週月曜日の大雨は、時間も長く、各地で浸水の被害があったようです。

 

ちょうど月曜日の夜はオーバーナイト透析で、透析室に入室してきた患者さんの髪の毛も湿っていたり、濡れていたりする方もいました。

中には額から血を流している方もいて、「ええっ!どうしたの?」とびっくりして聞くと、自動車のドアが突風に煽られてぶつかってしまったと言っていました。

大雨の日は何があるかわからず、危険です。

 

ダム貯水率も、最近の急上昇ぶりには驚嘆します。

一挙に95.5%の貯水率です。

 

この1週間でどれだけの雨が降ったのでしょう。

雨がまとまって降ってしまうと、土砂災害の恐れもありますし、やはり心配です。

 

 

100分de名著「維摩経」

 

今月の「100分de名著」は「維摩経」だったのですね。

学会のついでに寄った本屋さんのNHKテキストのコーナーで、「維摩経」の文字を見つけて、ちょっとエキサイトしてしまいました。

 100分de名著 維摩経 釈徹宗著

 

担当は、もちろん釈徹宗さんです。

「もちろん」としたのは、釈さんは過去に「維摩経」の“超訳”を出版なさっている方だからです。

10年ほど前に「とらわれない」(文庫版では「なりきる すてる ととのえる」と改題)という本を出版されていて、それがとても面白くてあっという間に読んでしまいました。

(最近では、その本はKindle版でも読むことができます。)

 
 なりきる すてる ととのえる 釈徹宗著

 

「とらわれない」の内容紹介から説明文を引用します。

 

毘耶離(びやり)の町に住む、維摩(ゆいま)という名の長者が、ある時病気になった。

ブッダが弟子たちに見舞いに行くように言うのだが、これまで、ことあるごとに自分たちの「思い込み」を維摩に打ち砕かれてきたため、弟子たちは誰一人として行きたがらない。

最後にやっと文殊菩薩が見舞いを引き受け、維摩と対話を繰り広げる。

世俗社会の中を生きながら、それに執着しない在家仏教者こそ理想の在り方であること。

二項対立構造を点検し、これを解体-再構築する「空」の実践を説き、日本仏教に多大な影響を与えた、初期大乗仏教経典の傑作『維摩経』。

 

 

有名な「煩悩即菩提」という言葉が、この経典を由来にしているのだということを知ったときには、一気に親しみが湧いてきたものでした。

と同時に、釈さんも言っていますが「まるで痛快活劇」「なんて嫌味なじいさんなのだろう」と思うぐらい維摩は釈迦の高弟たちや菩薩たちをやりこめていってしまいます。

それは、まるでよくできた戯曲を読んでいるかのようです。

 

「100分de名著」が「維摩経」を取り上げるのも、不思議ではないのかも知れませんね。

いつか番組も見てみたいです。

 

透析医学会が終了しました

 

土曜日に横浜の学会に参加して、日曜日に帰ってくるという、弾丸のスケジュールでしたが、充実した時間を過ごすことができました。

 

知り合いの先生とも久しぶりの再会を果たし、ご挨拶することができて、個人的にも良かったです。

 

クリニックのスタッフ2人の発表も無事終えました。

 

 

 

学会内容とは関係ないのですが、会場にはペッパーくんが案内係として立っていました。

 

確か、大阪での学会のときは珍しさもあって大人気で、人だかりができてしまって近くで写真を撮ることもできなかったのですが、人の興味の賞味期限っておそろしいですね。

ぽつんと寂しい感じが印象的でした。