4月・5月の祝日休診のお知らせ

 

最近は気温も30℃に迫るほどになって蒸し暑くなってきました。

本当に「うりずん」と言われる季節は短いです。

「穀雨」を過ぎれば、沖縄では「若夏」の季節ですね。

 

さて、4月1日にも今月から来月にかけての祝日休診のお知らせをしましたが、連休が迫ってきていることもあり、今回も再度のお知らせとなります。

 

4月29日(金)  昭和の日

4月30日(土)  通常通り(午前診療)

5月1日(日)    休診

5月2日(月)    休診

5月3日(火)    憲法記念日

5月4日(水)    みどりの日

5月5日(木)    こどもの日

5月6日(金)    通常通り

 

ご注意願いたいのは、5月2日(月)が、院内業務のため休診となっていることです。

ご迷惑をおかけしますが、ご了承ください。

 

 

 

「ニュートラルな心」

 

仏教では「心はニュートラルであることが基本である」と言います。

けれども、このニュートラルという概念はわりと誤解を受けやすいようです。

アリストテレスが「メソーテス」とも表現し、後世の人間が論語の「中庸」という言葉を当てたこともあって、よけいに理解が難しくなった感もあります。

真ん中をとった「ちょうど良いバランス」というのではありません。

人の感情のとらえ方のヒントがつまった言葉です。

ニュートラルを中心にして、人の心の両端は「快・不快」が位置しています。

「不快」ならともかく、「快」なら良いじゃないかとも思われるでしょうが、現実はというと「快を求めるがゆえに不満にあふれ、不快を避けるために実際は怒りに満ちる」というパターンを繰り返しています。

「快」は、欲を満たそうとするあまり暴走してしまうものです。あるいは、すでに満足しきってしまって眼前の問題に着手しようとしないものです。

「不快」は「怒り」や「悲しみ」「苦しみ」など、思いつく限りのネガティブな感情のいろいろです。

つまり、「快・不快」は、できごとやものを前にして人が反応する「感じ」や「受けとめ」です。

ひとつ一つのできごとやものに対して、「快・不快」のラベリングをしているようなものです。

人の1日は、反応し続ける作業の連続と言っても良いでしょう。

反応が、快・不快の二者択一しかなければ、私たちはずっと極端から極端へ、感情を揺さぶられ続けていくしかありません。

ニュートラルな心というのは、その反応をなくし、ありのままを理解することを準備した心です。

考えただけでも、かなり難しいです。

坐禅の時でさえ自分の心がままならないのに、それをon the jobでやろうというのですから、難しいのは当たり前です。

ティク・ナット・ハンが唱えるマインドフルネスは、ニュートラルな心を準備する練習なんだと思います。

 

  

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」

 

映画「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」の評判が良いので、配信を探してレンタルで観ました。

マルチバースの話はタイムトラベルものと同様に、理解が追いついているのか微妙なところがありますが、「スパイダーマン」の場合は、スパイダーマンの事情や背景も含めて見事にマッチしていたと思います。

先にアニメの「スパイダーマン:スパイダーバース」を観ていて、画期的だと思ったのがアニメの場合は「カトゥーンの世界」「モノクロ・ハードボイルドの世界」「日本アニメのカワイイ世界」などが一つの世界に集結してしまったこと。

アニメは「もしもあらゆる世界のヒーローが一同に集結したらどうなるか」というファンタジーを楽しませてくれました。

パラレルワールドが普通に存在するスタートレックなどは別格ですが、今までの設定をなかったことにして新しく作り直すという手法は人気シリーズものの世界ではよくなされていたことですね。

007は主役の俳優さんが変われば今までの設定がチャラになってしまいますし、マルチバースの世界観だと言ってもいいかも知れません。

今回の「ノー・ウェイ・ホーム」については、そのマルチバースが一つの世界に集結してしまうこと。

過去のヴィラン達を再登場させるには、もってこいの設定です。

ネタバレしたくないので詳細は省きますが、実際に観て嬉しい裏切りにあいました。

映画の世界では、マルチバースは今後積極的に取り入れられる設定なんだろうと思います。

 

 

 

第一期「鉄腕アトム」

 

今の世の中がすごいと思い、その恩恵に感謝するのは、例えばYouTubeなどの動画配信サービスが、古い動画のアーカイブ的な役割も持っていることです。

1963年から1966年に放送された第一期のテレビアニメ「鉄腕アトム」が(期間限定のようですが)公式に配信されているのを発見した時が、まさに「感謝感謝」でした。

ご存知の通り、日本のアニメ史において記念碑的な作品ですし、コレクターでなくても、やはり観ておいて損はありません。

とにかく、約60年前のアニメ作品ですから技術的な制約もあったなかで、当時の製作スタッフの苦労が垣間見えるようです。

まだ全部は観れていませんが、キャラクターの動きの表現の工夫だったり、作業の簡略化だったり、ストーリーそっちのけで見入ってしまっていました。

何度も言いますが、いやあ、つくづくすごい世の中になったものです。

そして、いつの世でも、プロの仕事はすごいです。

 

 

詩「本気」

 

「念ずれば花ひらく」という言葉は、自分にとっては聞き慣れ親しんだ言葉だったので、出典など特別に考えたこともありませんでした。

「念ずれば花ひらく」という文をそのまま入力して検索すると、すぐに坂村真民さんの詩のタイトルであり、詩集のタイトルでもあることがわかります。

 

坂村真民さんについては、Wikipediaに短い人物紹介文が載っていました。

 

日本の仏教詩人。一遍の生き方に共感し、癒やしの詩人と言われる。

愛媛県砥部町に「たんぽぽ堂」と称する居を構え、毎朝1時に起床し、近くの重信川で未明の中祈りをささげるのが日課であった。

詩は解りやすい物が多く、小学生から財界人にまで愛された。

特に「念ずれば花ひらく」は多くの人に共感を呼び、その詩碑は全国、さらに外国にまで建てられている。森信三が早くからその才覚を見抜き後世まで残る逸材と評した。

 

詩集「念ずれば花ひらく」は、詩作生活の中で歌い上げた一万余篇の作品の中から「念ずれば花ひらく」などの代表作を含む128篇を厳選した、いわゆるベスト版でした。

このなかで、特に気になった詩があったのでご紹介します。「本気」というタイトルです。

 

 

   本気

 

 本気になると

 世界が変わってくる

 自分が変わってくる

 

 変わってこなかったら

 まだ本気になっていない証拠だ

 

 本気な恋

 本気な仕事

 

 ああ

 人間一度

 こいつを

 つかまんことには

 

 

『俺はまだ本気出してないだけ』というマンガと、それを原作とした映画がありましたが、この詩の「本気」が本気の神髄なら、人間は誰しもが「本気を出していないだけ」の状態なのかも知れません。

「一度でいいから本気を出して、世界や自分が変わってくるのを経験してみたい」という願いが、この詩にはにじみ出ています。

私はこの詩に励まされました。

 

 

「むささびの五能」

 

「むささびの五能」という言葉があります。

「鼯鼠之技」(ごそのぎ)という四字熟語としても知られている言葉です。(鼯鼠=むささび)

むささびという動物は、多才です。

むささびは、空を飛ぶことができます。木に登ります。水中を泳ぐことができます。そして、穴を掘り、走ることもできます。

ところが、一つひとつの能力はどうかというと

 

空を飛んでは鳥に及ばず

水を泳いでは魚に及ばず

地を走っては馬に及ばず

木に登っては猿に及ばず

穴を掘っては土竜(モグラ)に及ばず

 

同義の言葉をあげるとしたら「器用貧乏」ということになるのでしょうね。

でも、私は「むささびの五能」でも良いと思うのです。

何でもできるというのは、楽しみが多いということです。

万能選手でなくても、いろいろ経験できるというのは、大きな魅力です。

 

 

「ことのはたんご」

 

最近、家族ではまっているゲームがあります。

「ことのはたんご」というもので、スマホやPCのブラウザで遊べますから、わざわざアプリをダウンロードする必要がありません。もちろん無料です。

 

ことのはたんご | 単語推理ゲーム

https://plum-chloride.jp/kotonoha-tango/index.html

 

もともとが英語版の「Wordle」というゲームの日本語版といった感じなのですが、本家の方は英単語なのでとっつきにくいし、楽しめる自信がありません。

その点、日本語の単語推理ゲームなので、わかりやすい…と思ったら、大違いでした。

かなりハマってしまって1日に1回の出題が待ち遠しく感じているほどです。

シンプルに説明すると、日替わりで設定される5文字の単語を推理するゲーム。

プレイヤーには毎日、10回まで答えを推理するチャンスが与えられます。

5文字の単語をなんでもいいので5つのマス目に入力すると、文字ごとにヒントを返してくれます。

答えが含まれている文字は黄色に、位置も合っている場合は緑色として表示されます。

答えに含まれていない文字は、グレーで表示されます。

それを10回まで繰り返し、可能な限り少ない手数で正答の単語を導き出していくというものです。

これが、なかなか当たらないのです。

直感がひらめいた時というのは、気持ちがいいです。

その快感を得たいがために、毎日挑戦し続けて、家族LINEで結果を報告しあっています。

頭の体操にもなりますから、おススメですよ。

 

 

心を励ましてくれる言葉

 

若くして手足の自由を失いながら、口にくわえた筆で絵に詩を添えた詩画を描く星野富弘さんの作品には、人を元気づける力があります。

ふと思い出した詩がありました。「こぎく」という作品です。

 

よろこびが集ったよりも

悲しみが集った方が

しあわせに近いような気がする

 

強いものが集ったよりも

弱いものが集った方が

真実に近いような気がする

 

しあわせが集ったよりも

ふしあわせが集った方が

愛に近いような気がする

 

 

本当にそうなんですよね。これらの言葉に深く共感している自分を発見して、まだ自分も捨てたもんじゃないかも知れないと思って、安心するのです。

 

 

ピンクムーン

 

「夕日の高入り」という現象があります。

「西の空の水平線付近に高積雲が広がっていると、夕日が水平線に沈む前に比較的高い位置で雲に隠されてしまう」というものです。(「散歩の雲・空図鑑」岩槻秀明著)

天気は西から変わるため、西にある暑い雲がこちらにやってくることから「夕日の高入りは雨」とも言われているそうです。

では、それが夕日ではなく満月なら?

昨日はピンクムーンと言われる満月でした。

ピンクムーンというのは、アメリカの先住民が春の鮮やかなピンク色の花が咲く頃の満月をそう呼んでいたのだそうです。

その満月が、今朝の6時頃にはまだ沈まずに西の空に残っていました。

地平からそう高くないところに平行に高積雲が連なっています。対側の朝日を浴びたところはうっすらとピンク色に染まり、その下層は薄いすみれ色が広がっていました。

その上に置かれたピンクムーン。

月も上品に彩る雲の色に映えて、なんだかピンク色に見えてきました。

ランニングの途中でしたが、こんな光景を逃す手はありません。

立ち止まって振り返り、何度もスマホでシャッターをタップしました。

朝起きてこんな光景に出会うだけで十分に「三文の徳」に認定です。

朝から縁起が良いです。

 

 

「やんばるハーフマラソン2022」

 

今日は午前中に「やんばるハーフマラソン2022」に参加してきました。

参加人数もちょうど良い感じの手作り感あふれる大会で、昨年に引き続き2回目の開催ということです。

(昨年はエントリーしたものの、DNSしました)

もちろん、感染対策を十分に実施したうえでの開催です。

スタート直前までマスク着用。

3分間隔で20人ずつのウエーブ方式のスタート。

やんばる路ですから、坂が続き、ランナーは密にならずに自然とばらけてくるコースです。

オンラインの大会以外で、沖縄で開催されるリアル大会に、久しぶりに参加した感じです。

今回のハーフマラソンにも、県内ではおなじみの「あわもり君」も参加していて、「あぁ、こんな感じだったよなあ」と懐かしくもあり、嬉しくなりました。

そして、このような大会を企画・運営してくれた関係者の方々に、深く感謝です。

また、皆で走りたいなあ。

素直にそう思わせてくれる大会でした。