沖縄県臨床研修事業50周年記念祝賀会

 

昨日は沖縄県臨床研修事業50周年記念式典がありました。

私は仕事の都合で祝賀会からの参加でした。

 

沖縄県立中部病院の研修医時代の同期の仲間たちに久しぶりに会えて、パワーをもらいました。

会場には、沖縄の医療界の「レジェンド」と呼ばれる先生たちもたくさんいらしていて感激しました。

 

下の写真は沖縄県立中部病院研修医25期の面々です。

これからも一生の付き合いを続けていく私の同期です。

 

 

風邪とは経過するもの

 

外来で「風邪がひどくならないうちに早めにきた」という患者さんには、「風邪とは経過するもの」という言葉をよく使います。

なかには「昨日の夜からノドがイガイガし始めた。風邪をひかないように朝早くに受診しようと決めていた」とおっしゃる方もいます。

申し訳ありませんが、さすがに言葉につまってしまいます。

 

風邪は、日頃ないがしろにしがちな自分の体のこと、生活、疲れ具合、栄養の偏り、睡眠などに意識を向けなさいという呼びかけなのだと思います。

ノドがイガイガしてきた。だから薬…ではなく、最近、季節の変わり目だけど薄着で寝ていたなとか、うがいをしなきゃな、乾燥しないようにマスクをしながら寝るのもいいと聞いたぞとか。

私達の生活の経過から生まれてきたものが、風邪。

そういう認識が大切なのではないかと思っています。

 

そして、いつも言っていますが、休む勇気をどうかお持ちください。

ひどくなる前に。サインを見落とさないでくださいね。

 

 

11月の台風

 

遠い南の海には台風24号(ハイクイ)が西の方へと進んでいっています。

昨日、本土から沖縄に招かれた先生が「11月にも台風が発生するんですね。」と驚いていました。

「実は11月もここ5年間で平均2個弱は発生しているんですよ。沖縄に接近するかどうかは別ですが。」と答えました。

「そうだったんですか。」

そして、「今回は沖縄に向かうので『行けるかな』と思って調べましたが、日ごろはそんなことないですものね。」と続けました。

 

下の表は、気象庁のサイトから。こちら → 「台風の発生数」

 

沖縄には接近しませんが、12月や1月にも1~2個は発生しているんですね。

異常気象が騒がれて久しい世の中ですから、もしかしたら12月に台風が接近する…なんてこともあるかも?ですね。

 

 

 

 

自分に微笑む

 

渡辺和子さんの著書「人間としてどう生きるか」の中にこんな一文があります。

 

「どうしておまえはそんなバカなことをしたのか」「おまえとしたことが」と自分をなじったりすることがたくさんあります。その時、一人ひとりご自分のかたわらに立って、ご自分をやさしい目で見ておあげになると、まず顔がやさしくなります。そして、心もやさしくなるみたいです。

 

よくわかります。

後悔で心が占めてしまって、顔をあげられずに自然に垂れてしまう時があります。

自分はいつも自分とともにありますから、自分に対する責めはずっと続きますし、執拗にあらゆる欠点を突いてきます。

しぼんでしまっても、まだ終わらない時もあります。

疲れ果てて眠ってしまって、朝になって昨日のことを忘れかけたので少し取り戻しますが、思い出したら、また再開です。

 

ティク・ナット・ハン氏の瞑想のキーワードにこんな誘(いざな)いの言葉がありました。

「息を吸いながら、体を楽にする。息を吐きながら、体に微笑む。」

この「体に微笑む」というのが、瞑想中、なかなかできませんでした。

というのも、「自分に対して微笑む」をしたことが、久しくなかったからです。

「微笑む」は「自嘲」とは違います。

渡辺和子さんが言うように「かたわらに立って、自分をやさしい目で見て」微笑むことです。

 

自分自身に対して微笑んでみる。

言葉ほど簡単ではありませんでした。練習が必要だと思います。

 

 

インフルエンザ予防接種はお早めに

 

すでにご存知の方も多いかと思いますが、今年はワクチンの供給量が少ない状況です。

当院でも、準備したワクチンがなくなり次第終了となります。

 

「毎年ゆっくりめだから」とのんびりされている方もいらっしゃるかも知れませんが、今年に限っては早めの予防接種をおすすめいたします。

 

上記の理由もあって、インフルエンザ・ワクチンの予防接種はお電話での予約が必要です。

 

料金は、3500円となっています。

 

尚、誠に申し訳ありませんが、当院では12歳以下の小児は原則お断りしております。

よろしくお願いいたします。

 

 

 

不幸せの時

 

「不幸せの時くたびれる者は役に立たざるなり」

 

これは「葉隠」山本常朝著の一文です。

「葉隠」は「武士道と言うは死ぬことと見つけたり」の文が有名ですが、実は内容としては当時の武士の「処世術のマニュアル本」として再評価されているとのことです。

(又聞き調なのは、実はまだ読んだことがないからです。)

 

前述の「不幸せの時…」は、なんとも他人まかせの言葉だなあと思ったのが最初の感想でした。

まるで奥さんが甲斐性なしのだんなさんを非難しているかのようだと想像してしまったのです。

役に立つのか立たないのかは、それこそ「誰にとって」という前提がありますが、つまり、その人が帰属している集団にとって「役に立たない」と言っているのですね。

「不幸せの時にくたびれている者は、役に立たないから当てにするな。」

 

けれども、この文をよく読み返してみると、冷たいようでいて、実は適切なアドバイスではないかと思ってきました。

「不幸せの時にくたびれないようにしろ。」「くたびれない人はえらい!」ではないところがミソです。

 

いつの時代でも、どんな人でも、不幸せの時にくたびれる人は、現実にいるのです。

「くたびれる」とは、自分でもどうしようもなく「疲弊すること」「エネルギーが枯渇すること」です。

 

そういう人は役に立たないよ。ベンチで休んでいてもらいなさい。いいからいいから。それは不幸せの時だもの。それはお互いさま。現場から少しはずれてもらって、そっとしておいてあげましょう。

 

そう言っているように思えませんか?

 

5周年記念ジョグ

 

昨日は良い天気につられて、「開業して5周年になるのだから、記念に30キロをジョグしてみよう」と思い立ってしまいました。

「思い立ってしまった」という表現がピッタリの、なんともゆる~く、「ちょっとそこまで行ってみようか」ぐらいのノリです。

あとで家族が「あれ?お父さん、どこに行ったの?帰ってこないけど。」というぐらいの感じでした。

 

Googleマップをつかって、新都心公園を出発して、ちょうど30キロでゴールになるように、フリーハンドで道順を作ってみました。

(今振り返ると標高差を考えずに、なんて無謀なことをしてしまったかと我ながら呆れてしまいます。)

 

なぜ30キロかというと、おそらく生まれてこの方、30キロという距離を走ったことがないからです。

ボーイスカウトの引率で自転車で100キロというのはありますが、二足をつかって(走って)移動するのに30キロというのは私にとってはおそらく最長です。

けれども、言葉にすれば「30キロ」というのは簡単ですが、かなり無謀な計画でした。

 

途中で「なんで、はじめちゃったんだろう?」と思ったり、「誰にも宣言しなかったんだから、やめてもいいんじゃない?」と思ったり…。

「5周年記念ジョグ」としたからには、来年やっても5周年にはならないし、やっぱり今日は完走しないといけないんじゃないか?と思ったり。

いろいろ考えながら、結局完走してしまいました(笑)。

 

ちょっと変わりダネの「5周年記念」になりました。

自分の足をつかっての「スロージョギングで長距離を走るのは可能か?」を実験した形になりました。

 

 

 

おかげさまで5周年

 

毎年、この日になると感謝の気持ちしかありません。そして、また今年も同じ言葉を皆様にお贈りしたいと思います。

ありがとうございます。

 

『小さくても本物」のクリニックを目指して、「さくだ内科クリニック」を開業したのが5年前の2012年11月5日でした。

「おかげさま」をいっぱいいただいて、なんとかここまでやってきています。

5年経って、やっと「させていただく」という言葉が、実感としてわかるようになってきた気がします。

地域の方々、連携している多くの医療関係者の方々、他業者の方々、多くの方々に支えられて助けられています。

そして、クリニックのスタッフには、言葉で表せないほど感謝しています。

 

これからも少しでも地域医療に貢献できるように力を尽くしていきたいと思います。

よろしくお願いいたします。

 

 

「ワードウルフ」

 

前回、娘たちと「ひらがなポーカー」で遊んだお話をしました。

その時に、ついでに「ワードウルフ」という遊びを教えてもらいました。

「お父さん、絶対おもしろいからやってみようよ。」

 

簡単に説明すると、スマホアプリをつかって一人一人全員に「ある言葉」が割り振られます。

そのうちの一人だけは違う言葉が割り振られるのですが、誰が違う言葉が当たったのかその場にいる全員がわかりません。

多数派の言葉とひとつだけ仲間はずれの言葉、この2つの言葉は微妙にニュアンスが違っています。

例えば、「カワウソ」と「カピバラ」。

制限時間内で話をしながら、誰が「仲間はずれ」なのかを当てるゲームです。

 

「水辺に…住んでいるよね。」

「う、うん。そうそう。動物園…にいるんじゃない?」

「こどもの国にいた…さあね。」

「何を食べていたか覚えている?」

「あれは…何を食べていたかねえ。」

「え? え! え~?」

仲間はずれの「カワウソ」が振られた下の娘は、思わずリアクションしてしまってバレてしまいました。

「だって、カワウソって言ったら魚でしょう!」

「それを知らな~いフリして、バレないようにするんだよ~!(笑)」

 

どことなく「インディアン・ポーカー」に似ていますが、それよりも質問力と人間観察力が問われるゲームでした。

楽しくて、笑えて、おすすめです。