真似させてもらいたい気配りと礼儀

 

クリニックで透析をしている患者さんが、石垣島に里帰りの予定があるのだと伝えてきました。

慣れたもので、自分自身で旅行透析の施設を手配したのでよろしくという報告です。

 

ほどなくして、受け入れ先の透析医院から「臨時透析依頼確認表」のFAXが届きました。

この配慮は、自分たちにはなかったものでした。

驚くと同時に、感心しました。

素晴らしいと思ったので、ご紹介させてください。

(こんなこと当然やってきてるよと言われる施設もあるかも知れません。不快に思われたらごめんなさい。)

 

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石垣島のよなは医院からのFAXでした。

そこには、医院までのアクセスマップ、持参するもの、備品、食事などの注意点

透析条件等の依頼などが書き記されています。

 

実は、こういう当たり前のことを私たちクリニックはしてこなかったなあと反省しきりです。

特にタクシーの運転手さんがクリニックの場所を知らない時には、道に迷わせてしまうようなこともありましたから。

さっそく透析室長と相談して、真似させていただこうと思いました。

 

 

オーディオブックの思い出

 

中部病院時代に、内科医局をもっと良くしていこうと皆を盛り立ててくれた先生がいました。

当時、内科医局長だった先生です。

 

知らない方は「内科」という表札でくくると、一枚看板のような思いがするでしょうが

実際は内科は各専科に分かれているので、これがまとめるのが本当に難しい。

私のような腎臓内科や

循環器内科、消化器内科、感染症内科、血液内科、呼吸器内科、神経内科、総合内科など…

もっと細かく分化した病院もあるかも知れません。

普段は、この細かいグループで診療していますから、他のグループが何をしているのか実際はわからないことが多いのです。

それをひとつにまとめあげようとするのは、並大抵のことではなかったでしょう。

バラバラのピースをひとつの方向に向かわせる莫大なエネルギーが必要です。

 

先生が最初にしたのは、ある経営者向けのオーディオブックを各医師に配布することでした。

「本は読む時間がないだろうから、通勤時間にでも車の中で聞いて。」

狙いは、問題意識や価値観の共有だったのだと思います。

 

何度も同じことを言うと、お説教じみたことが、オーディオブックなら繰り返し聞くことが必然ですから

ひねくれ者の私でさえ、素直に聞くことができます。

 

部屋を片付けていると、当時のCDが出てきたので、ふと思い出してまた聞いてみました。

当時が懐かしく、先生が何を思っていたのか少し思いを寄せていました。

 

 

「生きて死ぬ智慧」 柳澤 桂子著

 

以前に購入したDVDブックです。

かつてNHKで放送された「いのちで読む般若心経 生命科学者・柳澤桂子」を再編集した映像が収録してあります。

広瀬修子アナウンサーの朗読が素晴らしく、また映像も幻想的できれいです。

 

柳澤桂子さんが病を抱えつつ取り組んだ般若心経の渾身の心訳です。

最初の6行だけ引用しますね。

 

すべてを知り

覚った方に謹んで申しあげます

聖なる観音は求道者として

真理に対する正しい智慧の完成をめざしていたときに

宇宙に存在するものには

五つの要素があることに気づきました

 

私は中学時代から般若心経が好きで、いくつかのCDをそろえたり

本を読み漁ったりしていました。

ほかの方々同様「色即是空 空即是色」に魅せられた日本人のひとりです。

 

このDVDも、時々無性に見たく(聴きたく?)なるんですね。

 

 

「相思樹」を見つけた

 

実はあせっていたことがあります。

9月10日に「相思樹」を投稿しました。

こちら→ 「相思樹」

 

そこに「沖縄にどこにでも見られる常緑樹」と書いたのですが

いざ写真を載せようと思ったら、那覇一帯で散策しても一向に見つからなかったのです。

 

実家の近くの前田にも、あちこちで見た記憶があったのですが、道路もきれいになっていて、いつの間にかなくなっていました。

確か糸満青少年の家に向かう道路の両脇には相思樹が街路樹としてある確信はあるのですが

時間がとれなくて写真におさめられずにいました。

 

それが、「あった!」

盲点も盲点。

天久小学校の門に若い相思樹が向い合せでありました。

やっと写真をご紹介できます。

 

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寝不足のワケ

 

クリニックのスタッフから栄養ドリンクを手渡されました。

ありがたくいただきながら、ふと思って笑顔で

「ん?疲れてるみたい?」

と訊くと

「はい(笑)」

 

先週届いた数冊の本や講演の準備などで、ちょっと寝不足気味だったかも。

「お肌に出ちゃった?」

と冗談で返すほど元気なのですが、心配をかけてしまうとは迂闊でした。

 

昔からのクセで、頭がプスプスと煮詰まってしまうと本に走ります。

気持ちを立て直すリセットとしての意味もありますが

新しいアイディアの湧出の助けだったり、気持ちを整える清浄化だったり

私が「ヒトらしくあるための手段」として、必要な段取りです。

 

そういう時は啓発本でない方が良い気がしています。

(読む気がしないというのもありますが。)

 

良いのは、書店や図書館の書架を渡り歩き、ふと目にとまって何気に手に取った本なら最高です。

アマゾンで同じようなことをしても良いのですが、クリックひとつであまりに簡単に購入できてしまうので危険です。

金額を忘れて購入してしまう恐ろしさを十分知っているので、かなりひどい酸欠状態でなければやらないことに決めているのです。

ただ今回は、それをやってしまいました(汗)

 

まとめて5冊の本を購入。

講演会のスライドづくりの締め切り前に、現実逃避の手段としては十分すぎるほどの数でしょう?(笑)

スタッフを心配させてしまうほどの寝不足にもなるのです。

 

 

NHK沖縄さんに取り上げていただきました

 

12月10日、午後6時のNHKニュースの1コーナーで

さくだ内科クリニックの取り組みを取り上げてもらいました。

 

焦点は「オーバーナイト透析」

 

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患者さんが主体のお話ですから、私の出番はちょこっとだけ(笑)

でも、表情が硬い。

自覚がないほど緊張してしまったみたいです。

 

長時間やることで体に負担がないんだよという点と

透析不足からくる合併症の心配が減るんだよということ

そして、「ライフスタイルを取り戻すことをキーワードにしたい」ということを

言わなきゃ言わなきゃと焦っていたので…(笑)

 

今朝、スタッフにいきなり「先生の顔見たら笑ってしまった」とからかわれました。

 

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県民講座について新聞に紹介されました

 

「先生、新聞見ましたよ。お疲れ様でしたね。」

外来の患者さんがそっと教えてくれるまで知りませんでした。

琉球新報さんが共催で名前を連ねていましたから、想像はしていましたが

パタパタとしていたので、うっかりと失念していました。

 

シンポジウムの形をとっていましたし

パネラーの先生たちが壇上に会する写真を想像していたのですが…。

ちょっと他の先生たちに申し訳ないような…(汗)

 

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CKD予防シンポジウムで講演しました

 

昨日、琉球新報ホールで沖腎協主催、琉球新報社、全腎協共催の

慢性腎臓病(CKD)予防シンポジウムがありました。

私は、その基調講演

「生活習慣病としての腎臓病~たんぱく尿からわかる腎臓の異変~」

をお話してきました。

 

後で聞いたのですが、今年で3回目をむかえるということもあったのでしょうが

沖腎協の方々の熱心なお誘いやお声掛けの成果で

なんと230名もの方が足を運ばれたそうです。

たくさんの方が会場にいらっしゃっていたので、実はびっくりしていました。

まずい!なにかマジックを用意しておくんだった!(笑)

 

とは言っても、実は「小道具をつかった実演コーナー」をしたいがために

家を出る直前まで100円ショップで仕入れた小道具の準備に夢中で

大慌てで出発したのでスーツの上着を家に忘れてしまっていました。

自分でも大笑いです。焦った~。

 

講演の方もいろいろアクシデントもあって焦りました。

できるだけ専門用語と数字は入れないようなプレゼンを心掛けたので

動画をたくさん入れたことがあだになって、パワーポイントのリンクが外れてしまっていたりとか。

 

でも、熱心な参加者の皆さんに救われました。

感謝です。

講演の内容に関しては、このブログで少しずつ(!)ご紹介しますね。

 

下の写真は、目詰まりを起こした「こし器」を

つぶれてしまった糸球体に見立てて

「水をこす実験」をした時の1枚です。

 

浦添市のコミュニティーラジオ「FM21」のパーソナリティー、城前ふみさんからいただいた写真です。

こし器をつかった実験

 

実験のまとめ

やっとスライドが仕上がりました

 

今日12月8日といえば、慢性腎臓病(CKD)予防シンポジウムがあります。

その基調講演を仰せつかったということは、前にお知らせしました。

 

実は、一般市民講座ということで、私なりにかなりのプレッシャーがあるのです。

わかりやすくお伝えするにはどうしたら良いのか。

 

医療者向けなら、豊富なデータをもとに新しい知見を紹介することで満足してくれるでしょう。

でも一般の方はそうはいきません。

 

病気は怖いもの。

怖いものはなるべく見たくない。

その気持ちを押しとどめて足を運んでくれる皆さんに何をお伝えしたらいいのか。

 

なぜ私たちはCKD啓発のメッセージを発しているのか。

なぜそれが大切なのか。

それをわかりやすくお伝えするのが、私の役目です。

 

ということで、なかなか仕上がらなかったスライドがやっと出来上がりました。(今日なのに!)

お得意の100円ショップに行って、小道具もそろえてきました。

ちなみにマジックはしません(笑)

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ネッカチーフのマーク

 

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ボーイスカウト 那覇16団のネッカチーフの模様は首里城の龍柱です。

スカウトたちがたくましく成長できるようにという願いが込められているのだと聞きました。

 

那覇16団龍柱

 

ボーイスカウトのネッカチーフは二等辺三角形をしています。

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何でもあるもので利用してしまうボーイスカウトです。

応急処置の三角巾としても利用できるように救急法で講習します。

スカウトたちを指導するために私は医者になって初めて三角巾の使い方を勉強しました。

 

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