熱中症に注意!熱さ指数(WBGT)について

熱中症について、正しい知識と情報を得てほしいと思います。

 

環境省熱中症予防情報サイトの利用をおすすめします。リンクをはっておきますね。→ こちら

そこでは「熱さ指数」(WBGT)が随時発表されていて、参考になります。

 

熱さ指数(WBGT)が有効なのは、熱中症の発症率と密接な関連があるからです。

下のグラフをご覧ください。横線が熱さ指数(WBGT)、縦線が熱中症患者の発生率です。

熱さ指数と熱中症

 

説明にもあるように、28℃を超えると熱中症患者が急激に増加しているのがわかります。

「厳重警戒」ということです。

 

熱さ指数(WBGT)の単位は気温と同様に「℃」ですが、気温と湿度と輻射熱を加味して計算されたものだそうです。

確かに気温が同じでも、湿度が高いと、それだけ熱中症のリスクが高くなりますからね。

 

ちなみに、基準は以下のようになっています。

WBGT基準

 

今日、7月1日の沖縄県那覇市の「熱さ指数」(WBGT)予測値は31℃で『危険』となっています。

沖縄の暑さ指数

 

このサイトでは、各地域の時間帯の熱さ指数(WBGT)の予測値をみることもできます。

那覇の熱さ指数

 

その日の熱さ指数(WBGT)を知って対処すること。

習慣づけたいですね。

 

そうそう。今日の沖縄地方はほとんどが「危険」ですから、熱さがこもらないようにクーラーなどをつけて涼しくしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

グルメ・レポートはむずかしい

休日に、中学生の娘が言いました。

曰く 「学校で 『ラーメンなら◇◇、沖縄そばなら△△』と言われている。」

 

『ラーメンなら◇◇』には、前からお世話になっているし異論はありませんでした。

質はもちろん、量も満足なラーメン店です。

 

「お父さん。△△に行ったことある?」

休日のお昼にはなぜか沖縄そばが食べたくなってしまう我が家ですが

近場で「いつものところ」で済ましてしまうことが多く、あまり開拓精神が豊富だとは言えません。

 

その点、クリニックのスタッフブログの「沖縄そばシリーズ」などはいつも感心して読んでいます。

「おいしいもの」「良いもの」への探究心は、純粋に凄いと思いますし

行動力が違いますよね。

 

さて昨日は、我が家としては珍しく、新しいお店を開拓してみようと

娘たちとその「沖縄そばなら△△」の「△△」に行ってきました。

 

確かに、ここのそばはおいしかった。

娘の友だちが「沖縄そばなら△△」と言っているのもうなずける味でした。

娘も紹介しがいがあったと、ドヤ顔です。

 

それで、私もグルメ・レポートをしようとしたのですが

「あらら、しまった!」

「沖縄そばシリーズ」は、意外なところで偉大だった…。

食べ終わった後に、気づいたのです。肝腎な写真を撮っていないことに。

 

完食した後に気づき慌てて写真を撮りましたが、これって…。

一応その写真を載せておきますね。

(お役に立てなくてすみません。)

 

1-DSC_0752

「素晴らしき哉、人生!」

「もしも自分がいなくなった世界があったとして」

この手の質問は、実は私にとって苦手な部類の問いかけかも知れません。

自分自身に真正面から対峙して、まともな自己評価をしているかというとそうでもないようだからです。

(と知人に指摘されました。)

 

例えば、他の人が私の代わりをしていれば、もっと事態は好転していたのではないかという思いはどうしてもあります。

(それが違うのだと先出の知人はもどかしそうに言いますが。)

 

その知人は「その人にしかできないことがあるよ。」と言葉をかけてくれます。

私も同じ意味のアドバイスを時々使いますし、基本的には同意しています。

けれども、世の中が求めているもの、真に求められているものは「人」を選ばないのではないかと思うことがあります。

雨水の流れがやがて川の流れになるように、どうしたって生まれてくるものはあるんじゃないと思っているところがあります。

「必然」に対して、人ひとりの存在なんてちっぽけなもの。

病院勤務医であった時代に、そのような感覚が植え付けられてしまったのかも知れません。

 

ただ、自分の「夢」と「願い」だけは、ほかの代わりでは嫌だろうなあ。

だから、それだけはブレてないように、生きていたいなあ。

 

どうして、そういう話になったのかというと、久しぶりにこの映画を観たからです。
「素晴らしき哉 人生!」

 

映画後半のあらすじを簡単に紹介しますね。

絶望した主人公(ジョージ)は橋の上から身投げをして自殺をしようとしますが

それを使命を帯びたB級天使が助けます。

自暴自棄になったジョージが「この世に生まれなければ良かった」ともらすと、天使は彼の望み通りの世界へと連れて行くのでした。

そこは、ジョージが生まれてこなかった幻の世界。

そこには人の優しさ、いたわりなどなく、人々はお互いを憎しみ合う荒れた世界でした。

ジョージはたまらなくなって思わず「元の世界へ戻してくれ」と叫びます。

ジョージと関わりを持って支えられた人々が、どんな世界をつくってきたか。

つまりはジョージがどんな世界をつくってきたのか。

彼は自分が生きている意味を喜びとともに知るのでした。

 

名作中の名作です。

内容的には共感して、好きな映画です。

 

[youtube]http://youtu.be/KZ_OZpb0wIA[/youtube]

 

 

 

梅雨が明けました

沖縄気象台から6月26日に沖縄県が梅雨明けしたものとみられると発表がありました。

やっとというか、今年の梅雨は長かったという印象があります。

新聞報道によると、確かに平年より7日長い52日間だったというのですから、やはり長かったのですね。

 

さて、梅雨と言えば、気になるのがその雨量です。

沖縄県のダム貯水状況のダム・ウォッチャーである佐村先生がいち早くFacebookで報告しておりました。

貯水状況に関しては、ここのサイトをみれば詳細がわかります。→ ダム貯水率沖縄県企業局

 

赤い線が今年。4月に入ってグングンと右肩上がりになり、ついに100%のラインに到達していました。

大雨が多かったという印象そのままに、雨量も多かったのですね。

 

ダム貯水状況の推移20140627

 

台風頼みにならない分だけ良かったと思います。

 

梅雨が明けた今度は、熱中症に注意しましょう!

 

 

TREAT PD カンファレンスに参加してきました

昨日は琉球大学医学部付属病院 腎臓病総合治療学講座主催による

「TREAT PD カンファレンス」 

に参加してきました。

 

その名称の通り、PD (腹膜透析療法)についての課題や取り組みについて提示、情報交換する場です。

どの施設ももちろん個性があり、それぞれ工夫されていて非常に学ぶことが多いのです。

ナースの参加人数が多いのも、こういったPDミーティングの特徴でしょうか。

昨日は、私たちスタッフによるクリニックの取り組みについても紹介させていただきました。

 

下は使用したスライドのうちの1枚。

 

さくだ内科クリニックTREAT発表

 

病院、クリニックなど、施設間の密な連携が腹膜透析をさらに普及させていくカギになるのだと思います。

有意義な会になりました。ありがとうございます。

 

 

 

自分の中の怠けグセに

自分の怠けグセの対処法をマザー・テレサを引っ張り出してくるのも実際おこがましいと思うのですが

以前から心のよりどころにしているマザー・テレサの言葉があります。

 

私は道具にすぎません。神のてのひらのなかにある小さな鉛筆のようなものです。

私たちのような弱くて不完全な道具を使うことで、神はいまでも謙遜を示しておいでです。

 

仏教でも、「ブッダに帰依する(よりどころとする)」という表現をつかったりします。

つまり、私ではなく私の中にいるブッダにしていただくという意味です。

 

ブッダが呼吸し、歩む。

私が呼吸するのではないし、歩むのでもない。

 

朝、眠くて寝床からなかなか起き上がれそうにない時。

怠けグセの最たる時です。特に火曜日の朝は最悪です。

 

マザー・テレサがいうように、私ではなく道具として動かしてもらうことにしています。

そうでなければ、私の中のブッダに起きてもらいます。私が起きるのではなく。

「オレは眠いままだ。眠いままでも起きてもらうのだ。」

 

この感覚。

わかりづらいだろうなあと思いつつ、文章にしてみました。

 

DSC_0743

 

 

 

「ゴーストカード」 テンヨーマジックから

以前にテンヨーのマジック製品について投稿しました。 → こちら

時間が空いたので那覇のコープ内にあるトイザラスをパトロール(!)していると、テンヨーの新製品が出ていました。

 

これも目の錯覚や光学的な視覚効果などを得意とするマジック・クリエイターのルーバー・フィドラーの作品です。

 

 

「カードが顔に突き刺さる !! 」

カードの束が顔にゆっくりと突き刺さっていくというのです。

 

なかなかその現象を理解できなくて、つい購入してしまいました(笑)

 

YouTubeに実演動画がアップされていましたので、ご紹介しますね。

まさにポケットに入るマジック。

発想がとても面白いと思います。

 

[youtube]http://youtu.be/HeC2VnrUxtk[/youtube]

「グスコーブドリの伝記」 アニメ映画から

宮澤賢治の「グスコーブドリの伝記」

 

これを原作に、今までアニメ映画がいくつか作られています。

おそらく有名なのは2012年公開の杉井ギサブロー監督の映画。

ますむらひろしさんのネコのキャラクター原案が特に印象的なアニメです。
 

 

一方で、私のお気に入りなのは1994年の中村隆太郎監督版です。

原作に忠実なストーリーであることも気に入っている理由のひとつです。

宮澤賢治の没後60周年を記念してつくられたアニメということで、イーハトーブも当時の岩手県をモチーフにしています。

(そういえば、昨年は宮澤賢治没後80周年でした。)

 

ブドリの生き方に思いを馳せながら、私にとって「自分なら?」というのが永遠の命題となる作品です。

ブドリの「すべての人間に最愛の者の姿を見出していく」生き方と、その先にある自己犠牲の行動力。

 

宮澤賢治の、「ありうべかりし自伝」として繰り返し見ていたい作品です。 

 

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琉球大学「熱医研」の30周年記念

6月21日にはかつて私が所属していたサークル、琉球大学「熱帯医学研究会」の30周年記念でした。

今、手元にその記念誌がありますが、改めて「30年」になるのだと思うと本当に年月が経つのは早いのだなあと感慨深いものがあります。

初代顧問の岩永正明先生もお見えになられていて、感無量でした。

 

通称「熱医研」は、若者同志が個性をぶつけあう場所でした。

「人間的成長」といえば一言で凝縮されてしまいますが、このサークルなしには今の私たちはありえない。

特に私の価値観に強烈に影響を与えてくれた場でした。

 

30周年記念式典に参加すると、現役の学生も同じ気風で過ごしているのを知り大変嬉しく思いました。

伝統は受け継がれているのですね。

 

 

今も、専門分野や年齢、出身地の垣根を越えて交流があるのは、この「熱医研」のおかげです。

変わらぬ気持ちを込めて。

「真の熱医研」を合言葉に。

 

1-熱医研究会

 

 

 

「あがぺェ子供造型教室」さんから絵が届きました

クリニックに飾ってある絵画は、その場を明るくしてくれて訪れる人たちにとても好評です。

 

これらの絵画は豊見城市にある「あがぺェ子供造型教室」から、ご厚意でお借りしているものです。

その絵画も、半年に1回は一斉に衣替えをします。

先日、先生が来院されて、その作業をしていただきました。

 

今回のテーマは「富士山」

「山の形」はもちろんシンプルなフォルムなのですが、どれも個性豊かで観る人をイマジネーションの世界へと誘ってくれます。

 

写真をクリックすると、絵を大きく鑑賞できるように設定してみました。

クリックしてみてくださいね。

 

玄関

玄関

 

診察室

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待合室

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問診室

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透析室

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