私のお気に入り My Favorite Things

 

私のお気に入りの曲のひとつに 「My Favorite Things」 があります。

ミュージカル映画 「サウンド・オブ・ミュージック」 のうちの1曲です。

カミナリを怖がる子どもたちをマリア先生が励ます場面に流れてきます。

 

 

そして、ジョン・コルトレーンがこの曲を取り上げて、ジャズの名曲になりました。

オリジナルの旋律を残しつつ、間引きするようなラインが印象的です。

そして、この方もカバーしてくれています。

私が敬愛するジャズ・ピアニスト Bill Evans の My Favorite Things

何も言うことはありません。

 

 

 

いったい何が…?

 

9月8日、世の中に何が起こったのか? 一瞬、目を疑いました。

私のブログは、普段は約150名ほどの訪問者が訪れてくれます。

ほぼ毎日更新するということだけが特徴のブログなのですが、それでも訪問してくれるという方がいるだけで本当にありがたいものです。

 

さて、目を疑ったのは、サイトの統計情報のグラフを見たからでした。

9月10日の統計

 

普段の150名が、一挙に約800名の訪問者数に跳ね上がっています。

 

「なに ? 何が起きた !?」

小心者の私は、何かよからぬことでも起きたのではないかとドキドキと心拍数があがってしまいました。

改めて、得体の知れない世の中の渦の怖さを感じた瞬間でした。

 

 

「ストレスをどうやって自分の友達にするか?」

 

 以前に「スタンフォードの自分を変える教室」を紹介しました。→ こちら

 

その著者 ケリー・マクゴニガルのTEDのプレゼンテーション。

ストレスに関する知見を紹介してくれています。

 

ストレスは「健康の敵」というのが常識でしょう。

しかし、ストレスが「敵」になるのは、ストレスが体に悪影響を及ぼすという信じ込みがあるからだというある調査結果を紹介しています。

ストレスを肯定的にとらえる人は、健康を維持し長生きできると言うのです。

また、ストレスを軽減するには、手を差し伸べあって人との絆を強くすることだとも教えてくれました。

ストレスに対する体の変化、ストレス・ホルモンの一種であるオキシトシンのあまり知られていない働きも述べています。

 

ケリー・マクゴニガルの言葉を紹介します。

 

はっきり言える事は

意義ある事を求める方が、ただ不快感を避けようとするより

健康には良いということです。

人生の意味が、自分にとって見い出せるものを追求していくこと

そして、その途中でストレスが現れても

自分はきっとそれに対応できると信じる事です。

 

ストレスを試練と言い直してもいいかも知れませんね。

今、経験しているストレス(試練)が、自分にとって何らかのプラスになるものだと信じること。

ストレス(試練)に対して「ラッキー!」と言えるようになれたら、きっと問題の半分は解決しているのかも知れません。

そのために人との絆を深めることが必要だと説いているのだと思います。

 

極論で言い換えると、ひとりでストレスに対処するべきではないとも言えます。

手を差し伸べあうことが大切です。

命の危険を予感するような、避けなければならないストレスにはそれ相応の対処が必要だということです。

 

 

 

こけたところで火打ち石?

 

クリニックの外来待合室のテレビが故障してしまいました。

診療待ちの時間を過ごすのにテレビは役に立っていたと思いますし、ご迷惑をおかけしています。

「テレビはなくす方針ですか?」と残念がる方もいて、必要性を再認識しました。

 

業者に連絡をとって見てもらったところ、基盤か何かの故障で「入院加療」が必要とのことでした。

代替のテレビが来るまで、しばらく何もない状態では待合室も殺風景だろうと、ミュージックCDをかけてみました。

 

待合室に流すBGMって、なかなか選曲が難しいですね。

実際に流してみて、実感しました。

 

ヒーリング・ミュージックというカテゴリーがありますが、日中に聞くとなぜか自分には「沈む」感じがします。

一人、自分の部屋でリラックスするのには良いのでしょうが、日常の中ではなかなかマッチしないかも知れません。

 

ふと、「モーツァルトが良いかもしれない。」と思いつきました。

(真偽はともかく)「モーツァルト効果」という言葉まであるぐらいですから、きっと良いに違いない!と思って、さっそく著作権切れの音源をダウンロードしました。

 

白状しますが、モーツァルトに関して(というよりクラシック全般に関して)、私は見識が浅い者です。

モーツァルトの曲が何百もあり、どれが良いのか全くわからなかったため、「モーツァルト ランキング」と検索してみました。

 

イギリスのラジオ局が選んだランキングがあって、それを参考にしました。

1位は「クラリネット協奏曲イ長調 K.622」だそうです。

知っている人には有名な曲なんでしょうね。

1回聞いて、「おおっ。これぞモーツァルト」と思って、さっそく診察室で流すことにしました。

 

 

2位は「レクイエムニ短調 K.626」

これは…。

いくらなんでもクリニックでレクイエムなんて、流せないですよね。

素晴らしい曲には違いないんですが。

 

 

 

 

カメの逆襲

 

Facebookで広まっているようですから、すでに見た方もいるかも知れませんね。

そうでない方のために、感動したので紹介します。

実家でカメを水槽で飼っていたことがありますが、ここまで「遊んで」いるカメを見たことがなかったのと

(しかも、動きが速いし的確!)

何度もボールを奪われて、最後には犬に逆襲するのにも驚きです。

カメに対する認識が変わってしまった動画です。

 

[youtube]http://youtu.be/5KPzX8RXems[/youtube]

 

第23回 安岡中学校区「盆踊りの夕べ」のお知らせ

クリニックのスタッフがPTAとして深く関わっている行事がありますので、紹介させてください。

安岡中学校区の地域の和づくり、絆を深める催し物としてすでに23回目となるんですね。

単純に考えて23年間続いているということですから、立派な伝統行事です。

「納涼盆踊り」

 

安岡中学校区青少年健全育成協議会 主催の「盆踊りの夕べ」が開催されます。

日時:平成26年9月13日(土) 午後5時から8時まで

会場:安岡中学校運動場

 

今日、プログラムが手に入りました。

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家庭、学校、地域が同じ目線で子どもを育む。

こういう機会があることはとても素晴らしいことだと思います。

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お近くの方は是非ご参加ください。

 

 

「4つの恐怖」

ジョン・グレイという心理学者は、人が抱いている恐怖は大きく4つに分けられると言いました。

1.意味のない人生を生きているのではないかという恐怖

2.孤独に対する恐怖

3.迷子になってしまうことへの恐怖

4.死の恐怖

 

人生の4つの要素、つまり、「仕事」「愛」「場所」「目的」を失うことに恐怖を感じるのだそうです。

言い換えれば、それらの要素は人生にとってそれほど大切なものということですね。

失うことに恐怖を感じるからこそ、それらを見つけようと努力し、克服しようとするのだと言います。

 

ジョン・グレイによると死の恐怖は1番目ではないそうです。

死ぬことよりも、もっと怖いものがほかにあるということですね。

ただし、死の恐怖があるからこそ、人は人生の目的を探ろうとします。

人生の幕が閉じようとするとき、信念や理想にその人生をささげたと言い切れる人は心穏やかであろうと想像できます。

自分にとって本当に大切なものは何なのか?

やはり、この問いかけが出発点ですね。

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「フランクリンの十三徳」

ベンジャミン・フランクリン(1706-1790)は、アメリカの偉人です。

凧を使った実験で電気の存在を証明したり、避雷針、熱効率の良いストーブ、遠近両用メガネなどを発明したことでも知られている人です。

人としても偉大で、「フランクリン自伝」はロングセラーとなりました。

彼は「道徳的完全に到達する計画」を思いつき、それを十三の徳目にまとめています。

それを手帳に持ち歩いて、毎日それができたかのチェックを入れていたそうです。

 

1.節制

頭や体が鈍くなるほど食べないこと。はめをはずすほどお酒を飲まないこと。

 

2.沈黙

他人あるいは自分に利益にならないことは話さないこと。よけいな無駄話はしないこと。

 

3.規律

自分の持ち物はすべて置き場所を決めておくこと。仕事は、それぞれ時間を決めて行うこと。

 

4.決断

なすべきことをやろうと決心すること。決心したことは、必ずやり遂げること。

 

5.節約

他人や自分に役立つことにのみお金を使うこと。すなわち無駄遣いはしないこと。

 

6.勤勉

時間を無駄にしないこと。いつも有益なことに時間を使うこと。無益な行動をすべてやめること。

 

7.誠実

だまして人に害を与えないこと。清く正しく思考すること。口にする言葉も、また同じ。

 

8.正義

不正なことを行い、あるいは、自分の義務であることをやらないで、他人に損害を与えないこと。

 

9.中庸

何事も極端でないこと。たとえ相手に不正を受け激怒するに値すると思っても、がまんしたほうがよいときはがまんすること。

 

10.清潔

身体、衣服、住居を不潔にしないこと。

 

11.冷静

つまらないこと、ありがちな事故、避けられない事故などに心を取り乱さないこと。

 

12.純潔

性的営みは、健康のためか、子供を作るためにのみすること。性におぼれ、なまけものになったり、自分や他人の平和な生活を乱したり、信用をなくしたりしないこと。

 

13.謙譲

イエスおよびソクラテスを見習うこと。

 

昔も今も、これらを完璧にこなすには困難な道だと思います。

けれども、これにとりかかる姿勢が大切なのだと、彼は考えていたそうです。

 

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中心にあるもの

私は「患者中心主義」という言葉に違和感を感じているうちの一人です。

このブログの中でも、「患者中心」という言葉を使用する時には慎重に取り扱ってきたつもりです。

ご存知の方もいたかも知れませんが、私は「患者中心主義」を掲げていないのです。

クリニックの理念にも、この言葉はあえて使わないようにしました。

 

ただ、私が感じている違和感をどう説明したら良いものかなかなか適切な表現が見つけられず悩んでいました。

誤解のないようにうまく表現することができなかったのです。

それが、ある本を読んで、同じことを考えている人がいるんだなあと感動した本がありました。

前にも紹介したことがある『ユマニチュード入門』です。

 

  本田 美和子著

 

この本に示されていた文章を紹介します。

 

何が中心にあるべきか

ユマニチュードの理念は絆です。人間は相手がいなければ存在できません。あなたがわたしに対して人として尊重した態度をとり、人として尊重して話しかけてくれることによって、わたしは人間となるのです。わたしがここにいるのは、あなたがここにいてくれるからです。逆に、あなたがここにいるのも、わたしがここにいるからです。

わたしが誰かをケアをするとき、その中心にあるのは「その人」ではありません。ましてや、その人の「病気」ではありません。中心にあるのは、わたしとその人との「絆」です。

 

「これだ!」と思いました。

何を中心にするか?という問いの答えが、まさしくこの文章にありました。

そして、これはさくだ内科クリニックの2番目の理念と合致するものです。

 

患者とスタッフ一人ひとりが深い信頼の絆で結ばれている

 

答えが見つかった気がして、ぱっと目の前が明るくなった気がしました。

 

 

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「ラーメンズ」

子どもたちが教えてくれました。

ラーメンズのふたり。その面白さ。

知っている人は、ずっと前から大好きなんでしょうね。

私も1回見てすぐにファンになりました。

 

舞台を中心に活躍しているらしいですね。

世界観っていうと知ったかぶりになって良くないのでしょうが、彼らの非日常の世界にどっぷりと浸かりたくなります。

おすすめです。

 

[youtube]http://youtu.be/F97r5ckhYvM[/youtube]