クリスマス!

昨日は家族や親しい人たちと楽しく過ごされた方が多かったのではないでしょうか。

小さな子どもがいるご家庭では、子どもが寝るまで寝れない夜だったのかも知れませんね(笑)。

 

いつだったか、この季節だったと思いますが、大学生の娘から、下のような数式を教えてもらいました。

y=

何の意味かさっぱり分かりません。

展開すると、以下のようになるらしいです。

merry xmas

 

最後にオチがついたようで(笑)

皆さんに良いクリスマスを!

 

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今年もあと1週間

今年も残すところ、あと1週間になりました。

暦のうえでは冬至を越したのに、沖縄では蒸し暑い天気が続いていますね。クリスマスも目前だというのに、昨日の夜はクーラーをつけました。

そういえば12月22日冬至の日にも、トゥンジー・ビーサーは来なかったなぁとちょっと残念でした。トゥンジー・ジューシーも、ありがたさが少し薄れた(?)気がしました。

 

1年も残りわずかになって、1日1日が大切に思える時期です。

1月になったら、あれもしたいこれもしたいというはやる気持ちで、少し前のめりになりそうにもなります。

けれども、ついつい先ばしりそうになるのを抑えながら、今しかできないことをしっかりとやっていきたいですね。

今するべきことに集中していきたいです。

 

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さくだ内科クリニックの年末年始の診療のお知らせ

今年もあと1週間近くとなりました。

年の瀬の慌ただしさを肌に感じています。

 

最近は嘔気・嘔吐、下痢、腹痛などの消化器症状で受診する方が多い気がします。

ウイルス性感染症と思われるのですが、仕事疲れや忘年会が続いて体調を崩される方が多い印象です。

体調には十分お気をつけください。

 

さて、さくだ内科クリニックの年末年始の診療のお知らせをいたします。

12月29日までは通常通りの診療を行います。

30日(水)が午前中のみの外来診療。午後からは休診です。

12月31日から1月3日までは終日休診。

来年の診療開始は1月4日(月)からとなっております。

 

よろしくお願いいたします。

2015年 年末年始の診療

 

 

 

 

今年最後のプロデュース・ミーティング

月に1度、クリニック全体のスタッフミーティングを開催しています。今日はそのミーティングの日です。

「わずかでもいい、新しく何かを生み出すミーティングであって欲しい」という願いを込めて、「プロデュース・ミーティング」という名称にしました。

 

しかし、どこの組織でもミーティングのあり方には、苦労されているのではないでしょうか。

本屋には「会議の方法」や「ファシリテーター」などのハウツー本が、所狭しと陳列されてあります。

それだけチーム作りに苦労している方々が多いということでしょうね。

私も、理想のミーティングを実践している組織に対する憧れがあります。

ただ、それを求めてしまうと、決まって自分の力不足を痛感することになって、少し落ち込むのです。

 

今回は今年最後のミーティングですから、今年を振り返りたいと思いました。

あっという間に過ぎた感の1年でしたが、本当にいろいろなことがありました。

クリニックとして新しいことのチャレンジもありました。

スタッフもよく頑張ってくれて、主要な学会では日頃の経験を発表してくれました。手前みそですが、どの発表も素晴らしかったです。

 

今年を振り返ったうえで、来年に向けてのビジョン、青写真を描きたいと思っています。

いろいろと課題は山積みですが、やりがいがあります。ワクワクしています。

 

プロデュースミーティング

 

 

「数学マジック」

マーティン・ガードナーは数学者であり、マジシャンです。

「サイエンティフィック・アメリカン」に連載されていた「数学ゲーム」というコラムで有名な著述家でもあります。

その彼が著した「数学マジック」という本は、1959年と1999年に白揚社から2度出版されている本です。

 

 数学マジック マーティン・ガードナー著 金沢 養訳

 

彼が「はじめに」に書いた文章がユーモアに満ちていますが、やや自虐的です。

「どの研究分野にもいえることだが、いくつもの部門にまたがる中間的な性格をもつ研究対象というのは、とかくいずれの側からも軽べつされがちである。

“数学マジック”もご多聞にもれず、2通りのあなどられ方をすることが多い。

つまり、数学の専門家からはとかくつまらない遊びと軽んじられ、他方、奇術師からはスリルにとぼしいと無視されがちである。」

ところが、マーティン・ガードナーの莫大で広範な知識は、そういう一般論を吹き飛ばして「数学マジック」に新たな魅力の再発見をもたらしてくれました。

 

今回は「第5章 位相数学によるマジック」から、ひとつマジックを紹介します。

位相数学(トポロジー)というのは、ガードナーの説明では「物体を連続的に変形させていったとき、それでもなお不変であるような物質を扱った学問」ということです。

難しく考えずに簡単にいえば、ロープ、ハンカチ、ゴムの輪といった曲げられるものを使ったマジックのことなんですね。

 

 

「しっかり結んだはずなのに」と題されたマジックです。(113ページ)

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1950年代にエドウィン・テイバーというマジシャンによって創案されたと記されています。

原案では2枚のハンカチをロープ状に細めて、それぞれの真ん中をあわせて十字状に持ち、しっかりと結ぶのですが、両端を引くとハンカチはすぐにはずれるというものです。

ハンカチをストローに変えてはいますが、このマジックの実演がYouTubeにありましたので、ご覧ください。

「数学マジック」の印象が変わりませんか?

 

東京に出張です

寒いのか暖かいのか、衣服をどう選んだら正解なのかわからない天気の沖縄から、昨日の夜に東京に到着しました。

毎年この時期に開かれるセミナーに参加するためです。

2日間のセミナーなのですが、開業してからはなかなか初日(土曜日)からの参加は難しくなって、2日目の朝からの参加予定です。

今は一人でクリニックの透析を診ているので、スケジュールがどうしてもそうなってしまうのは仕方がありません。

「大変だね」と声をかけられることも多いのですが、実は意外にその方が私の性格に合っているのか、集中することができるので良い面もあるのです。

今日学んだことを、沖縄に帰ったら、早速実践していこうと思っています。

 

ふとナイチンゲールの言葉を思いだしました。

 

「何かに対して「使命」を感じるとはどういうことであろうか?

それは何が「正しく」何が「最善」であるかという、あなた自身がもっている高い理念を達成させるために自分の仕事をすることであり、もしその仕事をしないでいたら「指摘される」からするというのではない、ということではなかろうか。

これが「熱中するということ」であり、自分の使命を全うするためには、誰もがもっていなければならないものなのである。」

 

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孤独でありつづけると、見えてくるもの

諸富祥彦さんの本を時々読み返しては、影響を受けようとしている自分を発見します。
 生きがい発見の心理学  諸富祥彦著

中でも、「『自分を生きること』を願うとき『孤独で生きる』覚悟と決断を必要とする」という文章には激しく共感しています。

「私は一人でかまわない。みんなから嫌われてもかまわないから、自分の人生を生きていきたい。」

 

諸富さんは、「孤独に留まり続けると、見えてくるもの」として以下の3つを挙げています。

1)あなたが耳を傾けるべき真の相手、本当の対話の相手は、ほかの誰でもない、あなた自身の心の声であった、ということ。

2)自分と同じように、孤独であることに価値を見出し、自分自身の心の声に従って生きている、そんな仲間との深いつながり。

3)あなたが単に自分の心の声に従って生きているというだけでなく、あなたを超えたところから届けられている「何らかの声」に従って生きてもいるのだということ。

 

「人にはそれぞれ人生を生きる使命がある。」という考え方は私はとても大好きです。

その使命が示されるのならば、どんなに嬉しいだろうとも思います。

諸富さんは本の中でこう言っています。

「自分」を深く掘り下げて生きていくならば、そのどこかで「ああ私は、こう生きることになっていたんだ」という「運命」の実感につながっていくはずです。

 

ジェイムズ・ヒルマン「魂のコード」からの引用の言葉と通じるものがありますね。

「人生は理論では説明しきれない。何かが、遅かれ早かれわたしたちをある一つの道へと呼び込んでゆく。」

 

自分の心の奥から湧いてくる声なき声に静かに深く耳を傾けていく。

そういう時間を持ちたいと切に願います。

集団免疫の力

「集団免疫」という言葉をご存知でしょうか。

健康衛生研究者のロミーナ・リブスターさんのプレゼンです。

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彼女は「集団免疫」について、麻疹を例に説明してくれました。

例えば、ある街では人口の90%以上が麻疹への免疫を持っているとします。

麻疹に対する抗体を持つとは、2通りの経路があります。つまり、以前に一度麻疹に罹患したために自然に抗体ができたか、麻疹ワクチンを接種したかのどちらかです。

 

そこへ麻疹患者が街を訪れるとします。

麻疹はかなりの抵抗に遭い、人から人へと伝染することなく、感染は最小限度にとどまって大流行に至りません。

彼女は強調して、こう述べています。

「ここで注意をして頂きたいのが ワクチンを受けた人々は、自分自身だけを守るだけでなく、コミュニティで病気が 流行することを防ぐという点で間接的にワクチンを受けていないコミュニティの住人たちも守っているのです。」

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ワクチンを受けることは、病気との接触を防ぐシールドを張って、人々を守ります。

コミュニティで免疫を持っていない人々がワクチンを接種した人々に囲まれることで生まれる間接的なシールドのことを「集団免疫」と呼んでいます。

 

そして、彼女は「集団免疫の力」が、彼女の故郷の町で死に至るH1N1ウイルスの大流行をどのようにして未然に防いだかを紹介しました。

話の最後に彼女はこうお話しました。

「ワクチン接種は個人の責任に基づく行為ですが、集団へ大きな影響を及ぼす力があります。私がワクチンを接種すると、自分だけでなく周囲の人々をも守ることが出来るのです。」

 

時間をとって、是非ごらんください。14分41秒の動画です。

 

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2015年度「新聞広告クリエーティブコンテスト」

毎年、私が楽しみにしているコンテストがあります。

 

以前にも紹介しましたが、日本新聞協会広告委員会が主催する「新聞広告クリエーティブコンテスト」です。

主催者によると、「本コンテストは、若いクリエーターの独創的で斬新な発想で、新聞広告の可能性を広げてもらうために実施しています。」とのことです。

 

2015年度のテーマは「お金」

いずれも、お金について考えるきっかけになったり、メッセージを強く感じる作品でした。

以下のサイトで詳しく見ることができます。

2015年度「新聞広告クリエーティブコンテスト」結果発表

 

最優秀賞が下の作品でした。

contest

もしも、後で使おうと思っていたお金が、よく見ると有効期限が過ぎてしまっていた…なんてことがあったら。

この「もしも」の問いかけは、お金についての物語を大きく広げてくれそうですね。新しい小説が書けそうです。

でも、実はこの問いかけは、お金の方の「使用期限」だけではないかも知れません。使う人間側の「期限」とも言えなくもないと、ふと思ってしまいました。

 

私が最も好きだったのは、下の作品でした。

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子どもにとっての「100万円」と、成長して大人になった「100万円」。

数字は同じなのに、確かに違いますね。

文句なしに面白いです。

 

PM2.5の予測

PM2.5(微小粒子状物質)の注意を促す報道が相次いでいます。

それによると、沖縄地方に16日の午前中をピークに、PM2.5が高濃度で飛来すると予測されています。(SPRINTARS のサイトから)

sprintars

 

以下の説明と写真は東京都環境局のホームページからの引用です。

微小粒子状物質(PM2.5)とは、大気中に浮遊している粒子状物質のうち、粒径2.5μm(マイクロメートル、1μmは1mmの千分の1)以下の粒子のことです。

PM2.5は、非常に小さいために呼吸器系の奥深くまで入りやすいことなどから、人の健康に影響を及ぼすことが懸念されています。

 

PM2_5_photo

 

PM2.5の注意喚起基準とは、以下のようになっているようです。

○早朝の判断基準:午前5時から午前7時までの1時間値の平均値が85μg/立方メートルを超えた場合。

○日中の判断基準:午前5時から午前12時までの1時間値の平均値が80μg/立方メートルを超えた場合。

基準値を超えた場合は、屋外での長時間での運動を避けたり、屋内でも外気との換気は最小限にするなどの対応が必要になります。

 

沖縄県の測定データの速報値は以下のサイトで確認することができます。

pm2.5sokuho