私のノートパソコンの壁紙は、ミレーの「落穂拾い」にしています。先代のノートはIBMのThinkPadだったのですが、その時も「落穂拾い」にしていました。
理由は特にありませんが、なぜだかしっくりくるのです。
ウィキペディアには「落穂拾い」についてこんな解説が載っています。
「穀物を収穫するときは、畑の隅まで刈り尽くしてはならない。収穫後の落ち穂を拾い集めてはならない。…これらは貧しい者や寄留者のために残しておかねばならない。」(レビ記19章9節から10節)
「畑から穀物を刈り取るときは、その畑の隅まで刈り尽くしてはならない。収穫後の落ち穂を拾い集めてはならない。貧しい者や寄留者のために残しておきなさい。」(レビ記23章22節)
「畑で穀物を刈り入れるとき、一束畑に忘れても、取りに戻ってはならない。それは寄留者、孤児、寡婦のものとしなさい。」(申命記24章19節)
ミレーの「落穂拾い」も「ルツ記」からの主題をとっているんですね。
実は「落穂拾い」を題材にした絵画はミレー作のものだけでないというのを最近知りました。
テーマが聖書にありますから、当然といえば当然のことです。
下がニコラ・プッサン作です。この作品の方が聖書に忠実なのかも知れません。