6月になりました

早くも6月になりました。上半期の最後の月です。

4月は新年度になって、1月とは違った新たなリスタートの月と位置付けました。

5月は「加速」の月でした。自分たちの集中すべきこと、取り組むべきことを見出して、一段ギアを踏み込む月にしたいと思っていました。

 

そして、いつの間にか6月です。6月は今年半分を過ぎて、少し立ち止まって振り返ってみたいと思っています。

1月に立てた志はどうだったか。できたこと、できなかったこと、いつの間にかおざなりになってしまったことはなかったか。

次なる挑戦の土台のためにしっかりと地ならしをして、次なる挑戦の滑走路としたいと思います。

 

さて、クリニックでは今日から新しく2人の入職者を迎えます。

新しいメンバーを加えて、さらに地域の医療に貢献できるよう、スタッフ一同精進していきたいと思っています。

よろしくお願いいたします。

 

なお、透析看護師については現在も募集中です。

関心のある方は、是非ご連絡ください。

透析の経験がなくても、やる気のある方なら大歓迎です。

 

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映画 「コンタクト」

1997年の古い映画です。ジョディ・フォスター主演、カール・セーガン原作の「コンタクト」。

地球以外の宇宙知的生命体とのコンタクトを描いた作品です。

 

 

「宇宙人の存在」「宇宙人との交信・交流」がテーマですが、リアリティを追求して地味にストーリーは展開していきます。

「ありゃ。これはもしかして宇宙人に接触する前に、地球内のゴタゴタで夢をつぶされる、女性科学者のシチュエーション・ドラマなのか?」と心配になります。

でも、宇宙人の存在をテーマにするなら、現実はそうかも知れないなと納得しはじめた時に、クライマックスが訪れる構成です。

 

ジョディ・フォスター演じる女性科学者が言ったセリフが印象的でした。

「もし地球人だけだったとしたら、このスペースがもったいない。」

そして、こうも言っています。

「数は宇宙共通の言葉です。」

というのも、ノイズだと思っていた電波が、素数を表していたことがわかったからでした。

自分たち文明の知的水準を素数で表現するあたり、かなり粋な宇宙人ですね。

 

たまに思い出しては、鑑賞しています。夢を追いかける女性科学者の真摯な姿が印象的な映画です。

 

 

踏み台運動

沖縄はすでに梅雨入りしていますが、今までのところややカラ梅雨のようですね。

ダイエットのために運動を頑張ろうという人には、ちょうど良いかも知れません。

外来でも「ウォーキングをここのところ毎日やっています。」という方が多い印象です。

 

そういう人にも、雨降りの時にでもできるような室内用の運動をひとつ準備してはと提案しています。

例えば、段差を利用したステップ運動などはいかがでしょうか。

段差をゆっくり上り下りするだけですから、手軽ですし、家の中でテレビを見ながらでもできます。

まとまった長い時間がなくても、5分、10分とこま切れの時間を使えば生活パターンの中に組み込むことで習慣化できます。

 

ステップ台の高さは20cmが基本です。

これは階段の高さが通常20cm程度で、日常的に足をあげる高さです。

この高さをトレーニングすることは、つまずきを防ぐ効果もあります。

 

専用のステップ台は、高さが調整できるようになっています。

いろいろなものが市販されていますから、自分にあったものを選ぶと良いでしょう。

 

音楽を聴きながら、楽しく続けられればいいですね。

 

The step

在宅血液透析ゆんたく会がありました

昨日は在宅血液透析ゆんたく会がありました。

滋賀県富田クリニックの畠山岳士技士長の「百聞は一見に如かず」の講演と一色啓二先生の在宅血液透析に関する最近の知見を交えた講演は、非常に勉強になりました。

臨床の現場ですぐに役立つようなヒントがちりばめられていて、楽しい講演でした。

お二人とも関西の人間だから、と言って一括りにしては失礼でしょうか。

聴衆を惹きつけるのが大変上手で、大いに盛り上がりました。

 

 

沖縄ではまだまだ十分に認知されているとは言えない治療法です。

お二人の講演は、透析をされている方とその家族にこそ聴いていただきたいと思いました。

いつかそういう機会を是非作りたいです。

 

 

透析患者の送迎車利用について

現在、クリニックで透析をされていて、ご高齢で足腰の弱い方を中心に送迎車を利用して通院していただいております。

また、透析後にふらつきがあったり、帰路が遠方でなくても危険な場合にも、帰宅の際に利用していただいている方もいらっしゃいます。

 

最近、ある地域支援病院から「最近透析を導入した方がいるが、通院に介助が必要なので貴院で送迎サービスを利用できないか」というお問い合わせがありました。

残念ながら、現在は、クリニックの人的および時間的な関係上、今の送迎で満席の状況です。

理由をお話して、新規にお引き受けすることができず、すべてお断りしている状況であることをご説明させていただきました。

 

上記のような状況ですので、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

今後はどのような形態になるかわかりませんが、変更がありましたら、改めてお知らせしたいと思っております。

 

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「獏さんがゆく」

この本は私の宝物です。
  獏さんがゆく  茨木のり子著

 

私は茨木のり子さんの詩が大好きで、このブログにも何度かご紹介してきました。

その茨木のり子さんが、山之口獏さんの詩と生涯を、さわやかな文体で紹介してくれている本です。

 

山之口獏さんの生活ぶりをなぞりながら、獏さんの詩がつづきます。

ですから、読者は詩が生まれた背景を知ることになり、さらに獏さんが身近に感じられるのです。

 

獏さんの結婚願望が頂点に達した時の詩が、有名な「求婚の広告」です。

 

 

 求婚の広告

一日もはやく私は結婚したいのです

結婚さえすれば

私は人一倍生きていたくなるでしょう

かように私は面白い男であると私もおもうのです

面白い男と面白く暮らしたくなって

私をおっとにしたくなって

せんちめんたるになっている女はそこらにいませんか

さっさと来て呉れませんか女よ

見えもしない風を見ているかのように

どの女があなたであるかは知らないが

あなたを

私は待ち侘びているのです

 

 

結婚したくてたまらない気持ちを獏さんがあまりにも率直に表明するものですから、友人たちはついに放っておけなくなりました。

獏さんのためにお見合いを組んでくれたそうです。

その相手の女性が、獏さんのお嫁さんになりました。

 

この本は、茨木のり子さんの獏さんに対する愛情があふれるような本です。

おすすめです。

 

 

在宅血液透析ゆんたく会のお知らせ

在宅血液透析ゆんたく会の2回目のお知らせです。

来る土曜日、5月28日に在宅血液透析についての勉強会を予定しています。

 

残念ながら、今回は対象が医療従事者に限っての会なのですが、いつか患者さんを含めた一般向けの公開勉強会を開催したいと思っています。

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特別講演は2題です。

第二富田クリニック臨床工学技師長 畠山岳士先生

「在宅血液透析のすすめ 〜自分らしく生きるために〜」

富田クリニック院長 一色啓二先生

「在宅血液透析のミカタ」

 

多くの方のご参加をお待ちしております。

 

レコーディング・ダイエット

日常診療で、患者さんには指導する立場なのですが、最近、私自身が人生史上最重量になりつつあることに危機感を覚えはじめました。

とにかく運動不足が原因だということは分かっているのですが、かと言ってすぐに時間がとれるわけではないのでレコーディング・ダイエットを始めることにしました。

かつて、NHKの「ためしてガッテン」で「計るだけダイエット」として紹介されたダイエット法です。

要するに、体重を毎日計ること。それをグラフに記録し、視覚化することを主体とした方法です。

 

さらにガッテン流「計るだけダイエット」では、1日2回測定することと、上がってしまった時には自分なりの言い訳を書き込み、ストレスをためない工夫をするようにというルールがあります。

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前日、飲み会があって思った以上に食べてしまったとか。スイーツの量がハンパなかったとか。

下のサイトで、印刷用の記録用紙をダウンロードできます。(リンクを貼っておきますね。)

ガッテン流「計るだけダイエット」の記録用紙

 

さて、宣言してしまいました(笑)。

3日坊主にならないように続けていきたいと思います。

 

 

 

 

クリニックのビルから見える海と島

クリニックのある浦添市経塚は沖縄本島の比較的内陸にあるのですが、高台にあるおかげで那覇方面(西方)を向けば、うまくすれば海が見えます。

そして、天気が良ければ慶良間諸島の島影を見ることができます。

昨日は真紅の夕焼けが、低い空を漂う梅雨雲を下方から照らしていたので、クリニックのあるビルの最上階に外階段をつかって登ってみました。(情けないことに息があがっていました。完全な運動不足です。)

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そして、海が見える遠景写真がこれです。

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慶良間諸島が幻想的に見えています。

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地図でみると、こういう位置関係になっているんですね。意外に遠い距離なのに、くっきりと見えているので驚きです。

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「シン・ゴジラ」の予告編

映画館に行ったら、ある映画の予告編を観て大興奮してしまいました。

「シン・ゴジラ」です。

 

予告編の動画が解禁になっていたのは知っていましたが、やはり映画館のスクリーンで映し出されたゴジラの姿は圧巻でした。

シンゴジラ

12年ぶりの日本製作のゴジラということで、いやでも期待感が高まります。

レジェンダリー・ゴジラの出来がよく、しかも2018年に続編の公開日も決定したというお話もあります。

 

庵野監督のプレッシャーたるや想像を絶するものがあったでしょう。心境をお察しします。