「ひらがなポーカー」

 

高校生の娘によると、ちょっと前に話題になっていたそうですね。

私はそんなこととは知らず、偶然に入手したのを、興奮しながら大はしゃぎしていました。

トランプに似ていますが、トランプではありません。

「ひらがなポーカー」です。

 

 

昨日、はじめは気乗りしない娘2人を相手に、さっそく3人で「ひらがなポーカー」をしてみました。

ひらがなポーカーに使うカードは、カード1枚ずつに1文字のひらがなが記されています。

簡単に言えば、このひらがなの文字を組み合わせることで、できるだけ面白い言葉をつくるというものです。

透明板もあって、ほかの文字と重ね合わせることで、濁音 [ ゛]や半濁音 [ ゜]の言葉をつくるのに使います。

 

アナグラムが強い人には有利なのでしょうが、それだけでないセンスが問われるので面白いのです。

 

ルールブックには、こんな説明が載っていました。

 

1. カードをよく切り5枚ずつ配る(透明カードは枚数にカウントしません)

2. カードは2回まで交換可能

3. 5文字以内の言葉を作り、一番面白かった人が勝ち!

 •カード枚数の制約上プレイ人数は2~4人がベストです

 •透明カードを引いた場合はもう一枚次のカードも引きます

 •透明カードの使用は自由です。好きな文字と組み合わせて使えます

 

思いもよらない言葉が出来上がったりして、結構3人で盛り上がっていました。

 

厚手の紙があれば自作でも作れそうですね。

私の家族のお気に入りのゲームになりそうです。

 

 

季節をすすめる

 

台風22号は北日本の太平洋に温帯低気圧となって消えていきました。

昨日は台風一過の青空に…と言いたいところでしたが、急に肌寒くなっていました。

 

スマホで確認すると、気温22℃です。

 

時折、クリニックのガラス戸を揺らす風も、冬の北風に似た音でピューピュー吹いていました。

21号もそうでしたが、22号は季節時計をぐっと進めてしまったようです。

天気図を見てみると、そこには西高東低の気圧配置。冬型の気圧配置となっていました。

寒さの正体はこれだったのですね。

週間予報では暑さがまた戻ってくるようですが、沖縄もさすがに段々と冬に近づいてきているようです。

 

 

個人的に気になっているのは、台風22号はどれだけの雨をもたらしていったか、です。

ダム貯水率を見ると、22号1個でぐっと平年並みの貯水率へと押し上げていったようです。

 

いよいよ雨の降らない冬に突入します。

日頃から節水は心がけたいですね。

 

映画「殿、利息でござる!」

 

台風の時は、おとなしく家で家族と一緒にビデオを観るに限ります。

以前から興味はあったのですが、時間がなくてスルーしていた「殿、利息でござる!」を観ました。

 

原作は「武士の家計簿」の著者・磯田道史氏が著した「無私の日本人」の短編のうちのひとつ「穀田屋十三郎」。

まず驚いたのは、この映画が実話だということです。

「穀田屋十三郎」つまり、この映画に登場する人物たちも、誰もが大真面目でド真剣です。

 

原作のタイトルとなった「無私」とは、つまり「私心がないこと。」

言葉にすれば簡単なようですが、それを真剣に全うしようとすると、命がけで身を削る覚悟がなければならないことがわかります。

 

この映画は、貧しく寂れた町をなんとか立て直そうとする人々の活躍を描いています。

事務的で時に冷淡かと思われるお上の役人を動かしたのは、清廉潔白に生きた庶民の姿への「感動」でした。

 

ヒトを動かすのは、感動であり、嘘偽りのない誠実な生き方。

 

良い映画でした。おすすめです。

 

 

 

台風のあと

 

今回は沖縄本島に久しぶりに台風が直撃しました。

昼過ぎには台風の目にも入ったようで、近くのコンビニでは「今のうちに買い物を」するお客さんたちで溢れていました。(私もそのうちの一人でした。)

 

詳細はこれからわかるのでしょうが、直撃ということもあって各地で被害が出たようです。

被害に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。

 

 

クリニックとしても、透析が可能かどうかの判断がギリギリまで難しかった台風でした。

結局、昨日の早朝に「不可能」と判断して、患者さん達に今日へのシフトの連絡をしました。

 

今日は昨日の分の透析をしているところです。

日常に戻るのに、少し時間がかかりそうですね。

 

 

予測しづらい台風

 

台風22号(サオラー)が沖縄本島に向けて北上中です。

しかし、現時点で暴風圏がなかったり、予測進路が発表される度に変わったりと、予測しづらい台風です。

 

透析施設としても翻弄されているのを感じます。

と言うのも、土曜日午前中に直撃をするのなら日曜日にシフトした方が安全ですし、進行速度が遅ければ、その日曜日に影響するかも知れないので、判断が難しいのです。

 

 

米軍の予報でも、沖縄本島を南北に縦断するような進路を示しています。

 

問題は、その速度ですね。

 

当院では、患者さんの入室時間を早めて対応することにしました。

台風の速度によっては透析時間を短縮する措置が必要になってくるかも知れません。

 

 

 

台風時の外来診療について

 

台風22号(サオラー)が沖縄本島に接近中です。

北上するに従って、その予想進路が定まってきた感はありますが、進行速度や大きさについては、まだ予断を許さない状況です。

 

速度によっては、28日(土)の外来診療にも影響を及ぼしそうな可能性が出てきました。

 

改めて、台風時の外来診療のお知らせをします。

 

外来診療は、沖縄県内の各機関と同様に公共交通機関の運行状況に従って決定いたします。

テレビやラジオ、インターネットで運行状況の情報をご確認ください。

 

「一般社団法人 沖縄県バス協会」

上記のサイトに路線バスの運行情報がわかります。

 

ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

台風時には不要不急の外出は控えるようにしましょう。

 

 

 

2017/2018シーズンのインフルエンザ・ワクチン予防接種のお知らせ

 

10月も下旬となって、だいぶお知らせが遅れてしまいましたが、当院でもインフルエンザ・ワクチンの予防接種を行っております。

 

予防接種を希望される方は、お電話でのご予約をお願いいたします。

今年はワクチンの供給量が少ないとのことで、ワクチンがなくなり次第終了となります。

早めの予防接種をおすすめいたします。

 

料金は、3500円となっています。

 

尚、誠に申し訳ありませんが、当院では12歳以下の小児は原則お断りしております。

よろしくお願いいたします。

 

140番目の台風

 

昨日、台風22号(サオラー)が発生しました。

3日前に米軍の台風情報(その時は熱帯低気圧)が出ていましたが、予報通りになってしまいました。

この台風22号は、台風の名前リストの140番目にある「サオラー(Saola)」と名付けられました。

 

下のリストは気象庁のサイトから → 「台風の番号の付け方と命名の方法」

 

つい最近の台風21号(Lan)が139番目でした。サオラーは140番目で最後の台風です。

 

次の台風は、また1番目に戻って、「ダムレイ」になる予定なんですね。

 

この台風22号(サオラー)は、今年初めて沖縄本島を直撃する可能性があります。

 

28日(土)から29日(日)にかけて、最接近しそうです。

ちなみに、米軍の予想は下図のようになっています。

 

いつもながら、ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)は、もっと大胆に予想しています。沖縄本島が台風の目に入るかのような予想です。

 

21号(Lan)が通過した後で、幾分季節が進んだとは言え、まだまだ海水温は高いままです。

 

今後の台風情報に注意していきましょう。

 

 

薬を飲むということ

 

外来で、患者さんのお話の中で比較的よくあるのが

「もう少し様子をみたいです。薬は飲みたくないので。」

というのがあります。

 

それは、血圧だったり脂質だったり、血糖の様子だったり、いろいろです。

いわゆる境界領域の方で、医者の方も(もう少し運動と食事に取り組んでくれれば、いいのだけれどなあ)と思っていることが多い方です。

異常値の振り幅が大きい方は、そういう悩み方はしません。コントロールをいかに早くして合併症が出ないようにするにはどうすればよいかと、頭のチャンネルが切り替わっているからです。

 

「薬は飲みたくない」という理由は様々でしょう。アレルギー体質で様々な薬剤で苦労してきた方ももちろんいらっしゃいます。

「薬を内服する」という、その人にとっては「非日常」がどうしても受け容れられないという方もいます。

ほかにもヒトさまざまです。

 

けれども、立ち止まって最初の目的を思い出してほしいのです。

医療機関(この場合はクリニック)を訪れた最初の目的というのは、「これからの人生を心身ともに健康でいつづけること。」ではないでしょうか。

薬は、その目的のための「手段」にしか過ぎません。

 

いつの間にか「薬を飲まない」ということが目的のようになってしまっている方が、たまにいらっしゃいます。

「薬を飲まなくても済むように、体重をコントロールする、食事に気をつける、運動する」など、モチベーションを高める材料としているのなら問題はないかも知れませんね。

けれども、いつまでも境界領域でうろうろしていて、静かに合併症が進行するような事態が続くのであれば、思い切って薬の内服もOKだと思います。

薬を手段として、将来的にも健康な状態を手に入れるのです。

 

「薬を飲み始めたら、一生飲まないといけないんでしょ。」と言う方がいます。

医者も、薬を飲ませることが目的ではありません。状態が良くなったら、もちろん中止することもあります。

医者も当事者である患者さんも、目的はひとつです。

 

一緒によく話し合っていきましょう。