「ワードウルフ」

 

前回、娘たちと「ひらがなポーカー」で遊んだお話をしました。

その時に、ついでに「ワードウルフ」という遊びを教えてもらいました。

「お父さん、絶対おもしろいからやってみようよ。」

 

簡単に説明すると、スマホアプリをつかって一人一人全員に「ある言葉」が割り振られます。

そのうちの一人だけは違う言葉が割り振られるのですが、誰が違う言葉が当たったのかその場にいる全員がわかりません。

多数派の言葉とひとつだけ仲間はずれの言葉、この2つの言葉は微妙にニュアンスが違っています。

例えば、「カワウソ」と「カピバラ」。

制限時間内で話をしながら、誰が「仲間はずれ」なのかを当てるゲームです。

 

「水辺に…住んでいるよね。」

「う、うん。そうそう。動物園…にいるんじゃない?」

「こどもの国にいた…さあね。」

「何を食べていたか覚えている?」

「あれは…何を食べていたかねえ。」

「え? え! え~?」

仲間はずれの「カワウソ」が振られた下の娘は、思わずリアクションしてしまってバレてしまいました。

「だって、カワウソって言ったら魚でしょう!」

「それを知らな~いフリして、バレないようにするんだよ~!(笑)」

 

どことなく「インディアン・ポーカー」に似ていますが、それよりも質問力と人間観察力が問われるゲームでした。

楽しくて、笑えて、おすすめです。

 

 

禅語「夢」

 

沢庵和尚が臨終のとき、弟子たちに請われて大書した文字として知られています。

「夢」

 

夢は実体がなく、はかなく消えていきます。

現実の世界も、秩序だって永遠だと思っていたものが、ことごとく崩壊していきます。

現実と夢の境界というのを考え出すと、けっこう深く、そして難しい話になってきますね。

実のところ、現実と夢の境界というのは、私達が考えている以上に存在しないのかも知れません。

 

何ものにもとらわれない心境のことを、禅では「夢」と言うのだそうです。

現実に執着せず、夢のようにあとに何も残さない境地。

夢とは悟りと同じと言ってもいいのかも知れませんね。

 

 

体重コントロール

 

生活習慣病や生活習慣に密接に関わってくる慢性疾患の患者さん達の診療をしていると、担当医(つまり私)の体型やら体重変化が、患者さんにとってはやはり気になってくるみたいです。

このブログでも、時々あげさせてもらいましたが、「◯◯さん、まずは毎日体重計に乗ることから始めてみようか。」という提案に

「そういう先生は?」

と逆襲されてしまうことがあります。はっきり言って、それは反則です(笑)。

 

モゴモゴしながら、「そ、それを言ったら、話がすすまんでしょ!」と言い返していましたが、確かに5年前から使っているホームページの院長の写真が、今の自分と別人のようになってしまっているのは、かなりまずいことです。

そういうこともあって、先月から意を決して(!)体重コントロールに取り組み始めました。

 

運動は、前から時々やっている「スロージョギング」をマジメにやることにしました。

一度に長い距離(時間)をとることができないので、だいたい5キロぐらいをゆっくりとスロージョグしました。

できる日とできない日がありますが、そういう細かいことは気にしないことにします。

 

スロージョギングというのは、どこか「歩く瞑想」に似ていますね。

誰にも邪魔されない、自分を見つめる良い時間となりました。

 

体重については、「レコーディング・ダイエット」に取り組みました。

特に男性の場合は、数値化やグラフ化すると、視覚的に自分の脳に訴えることができるので有効とされています。

 

さて!

取り組み始めて、約1ヶ月が経過しました。

10月初めには81.3Kgだった体重が、75.5Kgになっていました。

(スタッフからは、かろうじて1人だけにもしかして痩せました?と訊かれました(笑)。)

 

せっかくですから「先生は?」と言った患者さんの外来の日まではリバウンドしないようにしようと思っているところです。(ささやかな私の逆襲です(笑)。)

 

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「ひらがなポーカー」

 

高校生の娘によると、ちょっと前に話題になっていたそうですね。

私はそんなこととは知らず、偶然に入手したのを、興奮しながら大はしゃぎしていました。

トランプに似ていますが、トランプではありません。

「ひらがなポーカー」です。

 

 

昨日、はじめは気乗りしない娘2人を相手に、さっそく3人で「ひらがなポーカー」をしてみました。

ひらがなポーカーに使うカードは、カード1枚ずつに1文字のひらがなが記されています。

簡単に言えば、このひらがなの文字を組み合わせることで、できるだけ面白い言葉をつくるというものです。

透明板もあって、ほかの文字と重ね合わせることで、濁音 [ ゛]や半濁音 [ ゜]の言葉をつくるのに使います。

 

アナグラムが強い人には有利なのでしょうが、それだけでないセンスが問われるので面白いのです。

 

ルールブックには、こんな説明が載っていました。

 

1. カードをよく切り5枚ずつ配る(透明カードは枚数にカウントしません)

2. カードは2回まで交換可能

3. 5文字以内の言葉を作り、一番面白かった人が勝ち!

 •カード枚数の制約上プレイ人数は2~4人がベストです

 •透明カードを引いた場合はもう一枚次のカードも引きます

 •透明カードの使用は自由です。好きな文字と組み合わせて使えます

 

思いもよらない言葉が出来上がったりして、結構3人で盛り上がっていました。

 

厚手の紙があれば自作でも作れそうですね。

私の家族のお気に入りのゲームになりそうです。

 

 

季節をすすめる

 

台風22号は北日本の太平洋に温帯低気圧となって消えていきました。

昨日は台風一過の青空に…と言いたいところでしたが、急に肌寒くなっていました。

 

スマホで確認すると、気温22℃です。

 

時折、クリニックのガラス戸を揺らす風も、冬の北風に似た音でピューピュー吹いていました。

21号もそうでしたが、22号は季節時計をぐっと進めてしまったようです。

天気図を見てみると、そこには西高東低の気圧配置。冬型の気圧配置となっていました。

寒さの正体はこれだったのですね。

週間予報では暑さがまた戻ってくるようですが、沖縄もさすがに段々と冬に近づいてきているようです。

 

 

個人的に気になっているのは、台風22号はどれだけの雨をもたらしていったか、です。

ダム貯水率を見ると、22号1個でぐっと平年並みの貯水率へと押し上げていったようです。

 

いよいよ雨の降らない冬に突入します。

日頃から節水は心がけたいですね。

 

映画「殿、利息でござる!」

 

台風の時は、おとなしく家で家族と一緒にビデオを観るに限ります。

以前から興味はあったのですが、時間がなくてスルーしていた「殿、利息でござる!」を観ました。

 

原作は「武士の家計簿」の著者・磯田道史氏が著した「無私の日本人」の短編のうちのひとつ「穀田屋十三郎」。

まず驚いたのは、この映画が実話だということです。

「穀田屋十三郎」つまり、この映画に登場する人物たちも、誰もが大真面目でド真剣です。

 

原作のタイトルとなった「無私」とは、つまり「私心がないこと。」

言葉にすれば簡単なようですが、それを真剣に全うしようとすると、命がけで身を削る覚悟がなければならないことがわかります。

 

この映画は、貧しく寂れた町をなんとか立て直そうとする人々の活躍を描いています。

事務的で時に冷淡かと思われるお上の役人を動かしたのは、清廉潔白に生きた庶民の姿への「感動」でした。

 

ヒトを動かすのは、感動であり、嘘偽りのない誠実な生き方。

 

良い映画でした。おすすめです。

 

 

 

台風のあと

 

今回は沖縄本島に久しぶりに台風が直撃しました。

昼過ぎには台風の目にも入ったようで、近くのコンビニでは「今のうちに買い物を」するお客さんたちで溢れていました。(私もそのうちの一人でした。)

 

詳細はこれからわかるのでしょうが、直撃ということもあって各地で被害が出たようです。

被害に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。

 

 

クリニックとしても、透析が可能かどうかの判断がギリギリまで難しかった台風でした。

結局、昨日の早朝に「不可能」と判断して、患者さん達に今日へのシフトの連絡をしました。

 

今日は昨日の分の透析をしているところです。

日常に戻るのに、少し時間がかかりそうですね。

 

 

予測しづらい台風

 

台風22号(サオラー)が沖縄本島に向けて北上中です。

しかし、現時点で暴風圏がなかったり、予測進路が発表される度に変わったりと、予測しづらい台風です。

 

透析施設としても翻弄されているのを感じます。

と言うのも、土曜日午前中に直撃をするのなら日曜日にシフトした方が安全ですし、進行速度が遅ければ、その日曜日に影響するかも知れないので、判断が難しいのです。

 

 

米軍の予報でも、沖縄本島を南北に縦断するような進路を示しています。

 

問題は、その速度ですね。

 

当院では、患者さんの入室時間を早めて対応することにしました。

台風の速度によっては透析時間を短縮する措置が必要になってくるかも知れません。

 

 

 

台風時の外来診療について

 

台風22号(サオラー)が沖縄本島に接近中です。

北上するに従って、その予想進路が定まってきた感はありますが、進行速度や大きさについては、まだ予断を許さない状況です。

 

速度によっては、28日(土)の外来診療にも影響を及ぼしそうな可能性が出てきました。

 

改めて、台風時の外来診療のお知らせをします。

 

外来診療は、沖縄県内の各機関と同様に公共交通機関の運行状況に従って決定いたします。

テレビやラジオ、インターネットで運行状況の情報をご確認ください。

 

「一般社団法人 沖縄県バス協会」

上記のサイトに路線バスの運行情報がわかります。

 

ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

台風時には不要不急の外出は控えるようにしましょう。