「人はなぜ物語を求めるのか」

 

私は「物語」について、とても関心があります。

最近、こんな本を見つけました。

 

 人はなぜ物語を求めるのか 千野帽子著

 

目次から

第1章 あなたはだれ? そして僕はだれ?

第2章 どこまでも、わけが知りたい

第3章 作り話がほんとうらしいってどういうこと?

第4章 「〜すべき」は「動物としての人間」の特徴である

第5章 僕たちは「自分がなにを知らないか」を知らない

 

人は物事や事柄を理解するとき、物語を語ります。

物語は固定的なものではなく、背景や文脈に応じて、それぞれの人によって、さまざまなふうに意味付けられます。

複雑であり、多層的であり、(これが大事なのですが)多くの違った解釈を見せてくれます。

 

この本は「物語」とはなにか?という考察をまとめてくれています。

その仕組みを知ることは、人間を理解するうえで、とても大切なことだと思います。

 

お時間のあるときに、いかがでしょう。おすすめです。

 

 

インフルエンザ流行状況(第6週)

 

2018年第6週(2月5日~11日)の沖縄県のインフルエンザ流行状況です。

詳しくはこちら → 「インフルエンザ関連情報/沖縄県

 

沖縄県全体の定点あたりの報告数は50.81人で、ひきつづき「インフルエンザ警報」発令中です。

 

 

依然として各保健所管内の患者報告数が高い数値となっていますので、まだしばらくこの勢いが続きそうです。

 

 

外来でも、やや落ち着いてくるかなという印象もあったのですが、翌日には発熱患者さんが大勢受診されたりしましたので、グラフの推移と実感が全く一致しています。

 

何度も繰り返しになりますが、手洗いと咳エチケットをよろしくお願いします。

 

 

第36回沖縄県人工透析研究会のお知らせ(第1報)

 

第36回沖縄県人工透析研究会が来月の3月11日(日)に沖縄コンベンションセンターで開催されます。

 

1ヶ月を切って急に慌ただしくなってきました。

今回の研究会は、私が大会長を務めさせていただきます。

(沖縄県内の透析施設代表の持ち回りで、今回は私に順番がまわってきました。)

 

大会のテーマは、だいぶ悩んだのですが、せっかくの機会ですので、私らしく(背伸びをしないと決めて)

「患者、家族、透析スタッフがともに満足できる透析医療をめざして」

にしました。

 

特別講演に「ユマニチュード」本田美和子先生。

ランチョンセミナーに「TRC:トータルリーナルケア」石橋由孝先生。

どちらの先生も分野は違えども現在の医療のあり方を真正面から見つめ、その問題点に自分なりの理念と方法で取り組み、実績として形を残していらっしゃる先生方です。

透析医療に従事するスタッフの皆さんが、患者さんやその家族のみならず、自分のために役に立つ研究会になると信じています。

 

私の会長講演も、やっとテーマが決まりました。

「『物語』による透析医療」

中部病院時代からの、私の「裏テーマ」です(笑)。

 

よろしくお願いします。

 

 

十円玉のパズル

 

久しぶりにパズルを出してみます。

(頭の体操になりますから、面倒臭がらずにお付き合いください(笑)。)

 

9個の十円玉が下の写真のように三角形に並んでいます。

どの辺も十円玉は4個になっていますね。

 

さて、問題です。

この9個を並べ替えて、どの辺も十円玉が5個になっている三角形にしてみてください。

 

 

 

答えは、こちら → 「十円玉のパズルの解答

 

憧れの初・出張ジョグ

 

今回、初めて「憧れの出張ジョグ」を経験しました。

 

昨夜遅くに学会のために大阪に到着。

伊丹空港に降り立った時には、小雨が降っていたので、どうなることかと思いましたが、幸いに今朝には雨が上がっていました。

 

今回は学会の開始前に早朝ジョグをしようと決めていましたので、荷物にはスポーツ・ウェアやシューズをつめこんできていました。

しかし、いつもは観ないテレビを、冬季オリンピックのスキージャンプの実況中継で夜更かししてしまったり、朝の空気の冷たさが邪魔しないかと不安だったりでしたが、「憧れ」だと公言したのが良かったのか、朝6時に出発できました。

 

当初はホテルから新淀川に向って、橋を渡って向こう岸に行って戻ってくるコースを想定していました。

しかし、案の定、テキトーな性格で行き当たりばったりにコース取りしていたら、道に迷ってしまいました。

 

まず、北に向かって川にぶち当たれば何とかなると思っていて、実際に川にたどり着いた時には(ほらね、なんとかなるわけよ)と有頂天でした。

けれども、川沿いを走っても渡れる橋が見当たりません。

(遠くに見えるけど、あれかなあ)と思いながら、走っていましたが、きっと高速道路だったのですね。人が通れる道はありませんでした。

 

仕方がないので、川沿いを往復しながらジョギングをして、ホテルに帰ろうかと思ったのですが、またまたどうも道に迷っているみたいでした。

往路ですでに道に迷っていましたから、復路が迷っていたのは当然なのですが、あとで走ったコースを見たらグルグル回っているところもあります(笑)。

 

私の出張ジョグ・デビューは、自分で自分を笑ってしまうジョギングでした。

 

マイナス思考

 

ある本に、「自分は誰と長く対話しているか。ほかでもない、自分自身と長く対話し影響を与え続けている。」というようなことが書いてありました。

言い換えれば、自分に最も影響を与える人物は「自分自身」ということになります。

ですから、マイナス傾向の言葉ばかりをずっと自分自身につぶやき続けていれば、行動もそれに影響されてしぼんでしまうのは当然のことだと言えます。

自分自身が自分の心を縛り、行動の障壁を作っているのです。

マイナス傾向の言葉とは、たとえばこんな言葉です。

 

 

・私にはそれだけの能力がない。

・私の代わりに誰かがやってくれた方が、もっとうまくいく。

・この人たちの方が、自分よりマシだ。

・私のウジウジしている性格がきらいだ。

・あの人たちのように、なんでさわやかに言えないんだろう。

・私は絶対成功しない。はずれクジを引くはずだ。

・いつもすぐにあきらめてしまう。最後までやり通したことがない。

・どうせ、私のいうことを誰も聞いてくれない。

・私が何かしたところで、どうにもならない。

・流されて生きているのはわかっている。どうせ何も変わらない。

・私のダメさ加減がもっと知れわたったら、誰も相手にしなくなるだろう。

・これをするには、年を取りすぎている。

 

 

これらのマイナス傾向の「心のつぶやき」が湧いてきたら、そのつぶやきの渦に気づいて、それに微笑んでほしいのです。

微笑むだけで良いです。

否定しなくてよいです。もちろん、反論することも、無理にポジティブな思考で上書きをしなくても構いません。

「ああ、こんなつぶやきをしているな」と気づいて、微笑んであげる。

自分自身に必要なのは、正論をふりかざす権威者ではなく、「ダメな私」でもずっと寄り添って微笑んでくれる抱擁者なのだと思います。

 

 

救急医療をつぶさない

 

下のポスターをご覧ください。

 

 

このポスターが呼びかけていることを繰り返しますね。

 

救急医療機関に患者が集中すると、緊急を要する患者さんの対応が遅れてしまうこともあります。

症状があると感じたら、早めにかかりつけ医へ相談し、受診してください。

 

救急医療機関を「つぶさない」ために、よろしくご協力をお願いします。

 

座右銘

 

堀口大学の「座右銘」という詩があります。

 

 暮らしは分(ぶん)が大事です
 
 気楽が何より薬です

 そねむ心は自分より

 以外のものは傷つけぬ

 

これを目にした時、座右の銘と題するに素晴らしい詩だと思いました。

劣等感を持つのでもなく、優越感を欲しがるのでもなく、人の評価を気にしない。

それでも自分の価値を信じて淡々として生きていく。

 

それが、自分の心を苦しめない生き方であるということですね。

 

インフルエンザ流行状況(2018年第5週)

 

2018年第5週(1月29日~2月4日)のインフルエンザ流行状況です。(2月7日付)

詳しくはこちら → 「インフルエンザ関連情報/沖縄県

 

沖縄県全体の定点あたりの報告数は45.33人で、依然として警報基準値の30人を超えています。

沖縄県全体でもそうですが、全保健所管内で「インフルエンザ警報」発令中です。

 

グラフでみると、まだまだ終息にはほど遠い印象があります。

 

すでに報じられているように、A型とB型がほぼ同時期に流行しています。

つまり、A型にかかった人もB型にかかる可能性があり、インフルエンザを複数回罹患してしまう事態もあるということです。

手洗いと咳エチケットをひきつづきお願いします。

 

 

「できること、したいこと、するべきこと」

 

ある講演の録音を聴いていると、講師の方が、人間には3つのことしかないのだと言っていました。

「できること」

「したいこと」

「するべきこと」

この3つだそうです。

 

1番目は至極当然のことですね。

できないことはできませんし、できることしかできません。

できないことをしようとして悩んだり傷ついたりしますが、「できることしかできない」と開き直ることができれば、もっと楽に生きられるかも知れません。

 

2番目からは少し違ってきます。

人間、したいことだけをしているわけではないからです。

したくないことをしてしまっているのは、生きていくうえで避けられない時があります。

でも、したいことがはっきりしていて、それに力を注ぐことができれば、それだけで人生は充実していきます。

自分の「できること」と「したいこと」を明確に把握できている人は、強みで過ごせる人なのだと思います。

 

「するべきこと」は、「できること」と「したいこと」を突き詰めて生きていくうちに自然に現れてくるものでしょう。

ミッション(使命)と言い換えてもいいですね。

自分のするべきことが分かれば、どんなに嬉しいでしょう。

思い込みでなく、背伸びをするでもなく、死ぬときに「これがやりたかったんだ。」と言えるもの。

そんなミッションが自分にもあると信じてみることを、まずはじめてみたいです。