スタッフ募集のお知らせ

 

 

スタッフ募集のお知らせです。

 

 

私たちのクリニックの理念に共感していただける方。

チームワークを大切にしてくださる方。

 

 

○看護師(やる気のある方でしたら透析経験を問いません。)

○臨床工学技士

 

 

下記宛てにメールいただければと思います。

 

E-mail : sakudaアットマークsakuda-clinic.com

        ※アットマークは@へ変更してください。

 

 

 

新年度のスタート

 

 

4月になって新年度を迎えました。

 

少し肌寒い朝でしたが、やはりこの季節はさわやかです。

 

 

学校では始業式、あるいは入学式が予定される日ですね。

 

今朝から、学校の行き先が同じ子どもを同乗させて出勤です。

 

ほかの子供たちも、スタートの日にソワソワしていました。

 

「何組になるのか」とか「担任の先生は誰なんだろう」とか。

 

別れの3月が過ぎ、新しい出会いに胸ふくらませて楽しそうです。

 

おかげで、恒例の朝寝坊もありませんでした。

 

 

植物も芽吹きます。

 

沖縄では清明祭(シーミー)の時期でもあります。

 

心機一転。

 

さくだ内科クリニックは6か月目の月を迎えました。

 

自分たちの目指す医療に向けて、一歩一歩、歩んでいきたいと思います。

 

 

皆様も良いスタートの月でありますように。

 

 aprilflower

 

 

 

さくだ内科クリニックのプロモーションビデオ

 

 

さくだ内科クリニックのロゴマークを作ってくれたり

 

そのほかにも多くの力を貸してくれている内間安彦さんが

 

今度はホームページ用に素敵なPVを作ってくれました。

 

ホームページで見ることができます。

 

 

 

実は、本人としてはとても照れくさいものなのですね。

 

内間安彦さんには、この気持ちをどう伝えたらよいかわからないぐらい感謝であふれているんですが。

 

 

 

首里石嶺町の曲がり角にさくだ内科クリニックの大きな看板を掲げた時も

 

恥ずかしくて直視できませんでした。

 

 

 

キャッチフレーズ的な言葉を世に出すたびに

 

中身も伴っているんだろうかと

 

口先だけの薄っぺらな人間なんじゃないかと

 

実は、半分ふさぎこんでしまいます。

 

 

 

有言実行というのは、なんて責任が重くのしかかるものなのでしょう。

 

けれども、発信することで

 

志を同じにする仲間たちが集ってきているのも確かなのです。

 

 

 

正直に、真摯に、誠実に前に進む。

 

それを心に留めたいと思います。

 

 

[youtube]http://youtu.be/pYDcD9gbrds[/youtube]

男性の脱毛 と 冠動脈心疾患  文献から

 

facebookで、後輩が投稿した記事で、面白い(?)文献を紹介してもらいました。

 

 

これは観相術の一種ということになるのでしょうか。

観相術というのは、そもそも歴史をさかのぼることルネサンスの頃から

手相,人相,骨相などを含めて発展してきたものです。

 

 

Male pattern baldness and its association with coronary heart disease: a meta-analysis

BMJ Open 2013;3:e002537 doi:10.1136/bmjopen-2012-002537

 

 

男性の脱毛のタイプと冠動脈心疾患リスクの関連を確かめようとする調査です。

 

 

ざっと結果を紹介するとこんな感じです。

 

 

脱毛のある男性とそうでない人を比べると

冠動脈心疾患のリスクは有意に高まることがわかりました。

(1.32 vs 1.00)

 

 

特に、頭頂部の脱毛は、さらにリスクがあることがわかりました。

(1.48 vs 1.00)

 

 

けれども、前頭部の脱毛は、妙なことに関連していませんでした。

(1.11 vs 1.00)

 

1-baldness

 

この関係性について、筆者らは、頭頂部の脱毛はアテローム性動脈硬化症に関連しているのかも知れないと言っています。

 

 

もちろん、結論づけるにはさらなる調査が必要であることは言うまでもありません。

 

 

いつも、このような文献を読む時に注意したいのは

「関係」を言っているのですから、それだけをクローズアップしないようにしたいということです。

 

 

脱毛 ≒ 心疾患のリスク増える

表面的には確かにこのような「関係」を示しています。

 

 

けれども、ちょっと立ち止まって

 脱毛 

 ≒ 脱毛を引き起こす生活をしている?

 ≒ 食生活の影響?

 ≒ 運動不足?

 ≒ メタボ?

 ≒ 心疾患のリスク増える

かも知れないということですね。

 

 

この「関係」には、そういう多くの要素が隠れているかも知れないと想像します。

 

ひょっとすると大事な視点を見落としているかも知れないと思うようにします。

 

 

 

山田洋次監督 「学校」

 

 

DVDで、山田洋次監督の「学校」を観ました。

 

 

 

シリーズ4作の、第1作目の映画です。

 

 

舞台は東京の夜間中学。

 

西田敏行演じる黒井先生と、7人の受け持ち生徒との関わりを描写する形で物語は進行していきます。

 

元ツッパリ少女のみどり。

在日韓国人のオモニ。

ビル清掃の仕事をしているカズ。

不登校児だったえり子。

中国人青年の張。

知的障害のある修。

読み書きができなかった中年男性のイノさん。

 

ある日、教室に病気療養のために郷里へ帰っていたイノさんの訃報が届きます。

 

イノさんとの思い出を振り返りながら、先生と生徒たちが

 

「幸福とは何か?」

 

について議論していきます。

 

映画のクライマックスです。

 

 

 

学校や教育について改めて考えさせられた映画でした。

 

 

 

私がこの映画を観ていると、娘(中学生の次女)が

「お父さん、それ『学校』?」

と言ってきたのには驚きました。

「何で知ってるの?」

今の若い子が進んで観るようなジャンルではなさそうだったので、意外でした。

「観たことがある。この人亡くなるんだよね。」

 

「どこで観たの?」と聞くと

娘が通う中学校で、この映画を教材にした授業があったそうです。

 

それは素晴らしい企画だと思いました。

 

私も中学生現役の時に、この映画と出会っていたら、違っていたかも知れません。

 

 

 

 

[youtube]http://youtu.be/Bd20WT7OyQ8[/youtube]

 

 

 

雨のキャンプ

 

3月末の週末に、北名城ビーチでベンチャー隊がキャンプをしました。

 今回は訓練キャンプではなく、親睦会をかねてのキャンプ。

 

土曜日は天候も順調だったのが

 翌日の午前6時ころから豪雨に見舞われました。

 

自然を相手にする活動が多いので、普段は雨など気にしない連中です。

 

しかし、今回ばかりはベンチャー隊長をして

 「台風みたいだった。あんな豪雨は10年間経験したことがない。」

 と言い切るほどの豪雨。

 

でも、やはり楽しそうでした。

 

 

スカウトのS君に

 「もしかして、こんな雨を降らしたのは、君かあ? S君はきっと雨男だな?」

 と、からかうつもりが

 

「僕は皆出席なので、そういう話は当てはまりません。」

 真面目な顔で、きっぱりと断言されてしまいました。

 

 

 

「確かに。」

 

イベント時に雨に遭遇する確率が高い人間が「雨男・雨女」なら

 分母数の大きいS君は、雨男ではありません。

 

 

ちなみに私は正真正銘の雨男です。

 

 

結婚披露宴の時には離島からの招待客もいたのに雨どころか台風でした。

 この台風、新婚旅行先の北海道まで一緒についてきたものです。

 

開業前にも台風。

 

キャンプ、旅行、資格試験日など

思いつくイベントは、大概が雨の日でした。

 

 

最近は、さすがに雨が降ると「ラッキーの前兆」と思うようになっています。

 

 

  晴れた日は晴れを愛し、

  雨の日は雨を愛す。

  楽しみあるところに楽しみ、

  楽しみなきところに楽しむ。

          (吉川 英治)

 

blueflower

みんなの子ども

 

今日は息子がお世話になった少年野球チームの「高校合格祝賀会」でした。

少年野球は小学生まで。

中学生になったら、それぞれの中学校で野球部に入部し活躍してきた子ども達です。

 

 

高校合格とともに、それぞれの進路が決まったことで

監督を交えて、激励会が催されました。

 

 

父母の皆さんは、どの子にも等しく遠慮なく

突っ込みは入れるわ

囃し立てるわ

愛情があふれる

本当に良い激励会でした。

 

 

父母から彼らに贈る言葉で、共通していたのは「これからスタート」という言葉。

子ども達の成長を見守る風土が、そこに感じられて

久しぶりに良い空気を吸ってきました。

 

 

1-hirugao

お酒 と 貧血

 

 

外来で貧血の検査を行うと、いろいろなことがわかってきます。

 

 

赤血球の数、赤血球の大きさ、色素の濃さ、赤血球のサイズの散らばり具合…。

 

 

実は、貧血だけでなく、栄養素の充足具合もわかってくることがあります。

 

 

言うまでもなく、女性の貧血の原因は「鉄分不足」のことが多いのですが

ビタミン不足が原因になることもあり

何が足りないのか、どうして足りないのかを想像することで

その方の生活背景まで浮かび上がってくることがあります。

 

 

「Aさんは、もしかしたらお酒をよく飲まれる方ですか?」

「あ、はい…。」

「ちゃんと休肝日はとっていますか?」

「…。検査はウソをつかないのですね。実は…」

というお話になることも、時々あります。

 

 

お酒を飲むとビタミンB群が不足してきます。

 

「私はお酒を飲みながらちゃんと栄養も摂っている」とおっしゃっている方

少し待ってお話を聞いてください。

どうして不足するのかを、説明してみます。

 

 

アルコールは、アルコール脱水素酵素(ADH)という酵素の働きで、アセトアルデヒドに分解されます。

さらにアルデヒド脱水素酵素(ALDH)の働きで酸化され酢酸に変わります。

1-ADH&ALDH

酢酸はアセチル-CoAに変換され、TCAサイクルで代謝されてエネルギーに変換されます。

アルコール脱水素酵素(ADH)とアルデヒド脱水素酵素(ALDH)が作用する過程で

ナイアシン(ビタミンB3)が消費されるのです。

 

 

さらに大量の飲酒をした時には、この代謝経路だけでは足りず

もともとタンパク合成などの代謝を行なうミクロソームエタノール酸化系酵素(MEOS)が

アルコール代謝を始めます。

 

 

このMEOS代謝では、主にチアミン(ビタミンB1)が消費されます。

 

 

ビタミンB群は

ほかにも糖質、脂質、たんぱく質、アミノ酸などの代謝にかかわる補酵素として働いていますので

大量に摂取したアルコールを代謝する過程で、ビタミンB群が消費されてしまうと

貧血や、末梢神経障害など、生体内のバランスを崩してしまうのです。

体の中のアルコールを代謝することが優先されてしまうのですね。

 

 

お酒の飲みすぎは、ほかに葉酸なども不足しますので注意が必要です。

 

 

※貧血についての説明を追記しました。(2013年8月18日)

お酒を飲むと「脳貧血」を起こすという方は、参考にしていただければと思います。

「貧血を起こす」ということ

 

 

「モジホコリ」

 

「モジホコリ」という生き物をご存知でしょうか。

 

 

「粘菌」を観察するのにちょうど良い代表的な生物として知られています。

粘菌というのはB級的に言えば「人食いアメーバーの恐怖」のモデル?となった生物。

恐怖の対象にされては困りますが、粘菌は動物と植物の両方の性質をもった、とても不思議な生き物です。

 

 

ゆっくりとした動きですが、食べ物を求めて移動します。

 

 

移動するのは変形体の時期で、巨大な細胞質をもった単細胞生物(アメーバ)の状態です。

また、子実体と呼ばれる時期はキノコのように胞子をばらまく植物の性質をもつ多細胞体に変化しています。

置かれた環境によって、あるいはライフサイクルによって体の性質を変化させていくのです。

 

 

また、迷路を最短のコースで解決したり

ある種の環境予測を行うことが知られていて

「知性」についても論じられています。

 

 

知れば知るほど、粘菌はとても興味深い生き物なんですね。

 

 

「モジホコリ」については、ネーミングが素晴らしいですよね。

 

 

実は、私もこのモジホコリを分けてもらって飼っていたことがあります。

餌はオートミールを使います。

mojihokori

 

さすがに、時間がなくて世話ができず、なくしてしまいましたが。

 

 

 

「ドラえもん」と「相対性理論」

 

 

「ドラえもん」がすごい漫画だということは、言い尽くされているのでしょうが

こういう側面があることを、少しだけ紹介させてください。

 

 

数学好きの人間にとって語り草の巻があります。

第25巻です。

 

 

スネ夫の家でSFドラマを見ていたときのお話です。

宇宙飛行士が宇宙から地球に帰還したときに

宇宙飛行士だけが歳をとっていなくて、地球では50年経っていたというお話。

 

 

のび太:でもさあ、どうしてあのパイロットだけ年をとらないの?

スネ夫:物体の運動が光の速さに近づくほど、時間のたち方は遅くなるんだ。

    「相対性理論」ていうんだ。

suneo

 

のび太:?

スネ夫:つまりだな。ロケットの中ではゆっくり時間が流れるんだ。

のび太:??? うそだあ…。

スネ夫:うたぐり深いやつだなあ。アインシュタインというえらい学者がそういってるんだよ。

しずか:それでわかったわ!!

    ほら、浦島太郎のお話しよ。太郎が竜宮で三日すごして帰ってみたら、三百年たっていたという…。

    あれはつまり宇宙旅行だったのよ。たすけたのはカメみたいな宇宙人で、

    カメ型ロケットで竜宮みたいなすばらしい星へつれていかれたのよ。

 

 

子どものマンガに「相対性理論」をこれだけ端的に、しかも的確に表現したマンガがほかにあるでしょうか。

 

 

アインシュタインも「ドラえもん」をきっと気に入ると思うのです。